今季初めて先発登板を果たした田嶋大樹投手は、5回を投げて7安打を浴びながらも無失点という見事な結果を残し、勝利に貢献した
田嶋投手は、体調不良により開幕ローテーション入りを逃した左腕だが、この試合での粘り強いピッチングで自身の1勝目を手にした
試合後、田嶋投手は「なんとか5回まで投げ切れたことはよかった
なんかホッとしました」と汗を拭いながらコメント
昨シーズンは6勝に終わり、「どうしても結果、結果で自分を苦しめていた部分もあった」と振り返る
今季は8年目を迎え、「過程を楽しむことを心掛けている
攻撃の援護や勝敗は気にせず、次を考えている」と分析し、前向きな姿勢でマウンドに向かっている
この日は、自身の投球フォームについて「フォームのことは考えずに流れで投げられている」と語り、今季から新たに取り組んでいる「腕主導」のフォームにも手応えを感じていた
また、チームメイトのサポートにも感謝し、「野手がゲッツーを取ってくれたり、強い打球を取ってくれたり
本当にみんなに救ってもらった勝ちだと思う」と語った
田嶋投手は、「次回以降もチームのために頑張りたい
中継ぎ陣が頑張ってくれているので、長いイニングを投げてチームの穴を埋められる選手になりたい」と決意を新たにしていた
田嶋大樹投手の投球は、自己分析とチーム仲間への感謝に満ちたものだった。彼は純粋にプレーを楽しむ姿勢を持ち続けており、このアプローチが良い結果に繋がることを期待したい。
キーワード解説
- 無失点とは?:無失点とは、投球選手が試合中に相手チームに一点も得点を許さなかったことを指します。投手にとって理想的な結果であり、ゲームの勝利に大きく寄与します。
- ピッチングフォームとは?:ピッチングフォームは、投手がボールを投げる際の身体の動きや姿勢を指し、良いフォームは投球の精度や球速に大きく影響します。
- ゲッツーとは?:ゲッツーはダブルプレーの略で、守備側が一度のプレーで二人の走者をアウトにすることを指します。チームの守備力の高さを示す重要なプレーです。