巨人・戸郷翔征が自己ワーストの失点、2軍再調整へ

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◆JERA セ・リーグ 広島12―3巨人(11日・マツダスタジアム) 巨人は戸郷翔征投手(25)が自身ワーストの10失点で4回途中で降板し、大敗を喫した

今季未勝利のエースは、2回に3失点で逆転を許し、4回には6安打を集中されて合計7失点で降板する結果となった

試合後、戸郷は2軍での再調整が決定した

打線の中では岡本和真内野手(28)が、4回に4番として長嶋茂雄を抜く開幕戦から12戦連続安打を記録したが、序盤の大量失点が響き、チームは首位から陥落した

戸郷はマウンドで思わずうつむき、ベンチから出てきた阿部監督に肩をたたかれた時には目を潤ませながらマウンドを降りた

試合は2―9の4回1死二塁という状況で、野間選手にタイムリーを浴びて10失点目を記録した

続けてファビアン選手にも右前安打を許し、この試合を終えた

戸郷は3回1/3を投げ108球を要し、10安打を許して自己ワーストの10失点(自責9)を抱えて防御率は11.12に悪化

この結果を受けて、2軍降格が決まった

戸郷は試合後、「ここ3試合よくなかったので、ファームに行くことは分かっていました

直すところは明確です」と淡々と語った

目下の苦しい状況の中、田中将からカットボールの習得について助言を受け、直球の握りにズレが生じているとの気づきを得たが、結果にはつながらなかった

2回には菊池選手に2点適時二塁打を許し、この回だけで3失点

変化球の精度が不足し、フォークでの空振りも奪えなかった

昨季、菅野は戸郷に「順調にいける野球人生はそうそうない

彼にはまだ壁にぶつかっていないから

壁にぶつからなければ成長できない」と語った

戸郷自身も「悩みつつ自分を見つめ直すことは成長につながる」と語る

コーチは「10日で戻ってきてほしい

戸郷が勝てなければチームは波に乗れないから」と期待を寄せており、戸郷も「迷惑をかけたのでしっかりと自分を見つめ直したい」と決意を新たにしている

戸郷選手の今回の大敗は痛手で、試合後のコメントには反省の色が見えました。彼の成長には試練が必要とされ、次回の復帰に期待が寄せられます。
ネットの反応

戸郷翔征投手が、試合で自己最悪となる10失点を喫したことで2軍降格が決まったことに対し、ネット上では多くのコメントが寄せられています

ファンの多くは、戸郷選手を心配し、復活を期待する声をあげています

また、菅野選手が「応援される投手」として戸郷選手を評したことを取り上げ、これが彼にとっての厳しい試練であると捉える意見が多く見られました

厳しい状況を乗り越えてこそ、真のエースになれるとの意見もあり、これからの成長に期待するコメントが多数寄せられています

特に、桑田二軍監督の指導を受けながら、再起を図ってほしいという意見が多く、温かい励ましの言葉が数多く散見される印象です

中には、戸郷選手の過去のキャッチャーとの相性についての言及や、具体的な技術的課題を指摘するコメントもありました

しかし、厳しい意見をあげる一方で、「試練は乗り越えられる人の元にしか来ない」という言葉にも象徴されるように、過去のエースたちからの経験が今後の彼の成長に繋がることを期待する声もありました

このように、多くのファンは戸郷選手が再び1軍で活躍する姿を心待ちにしながら、励ましの気持ちを共にする意義を感じている様子が伺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 甲斐との相性が良くないのでは
  • 戸郷選手心配だね。
  • 菅野がそんな言葉を残してたのは知らないけれど、本当ならすごいな。
  • 真のエースになるために与えられた試練ですね。
  • 若いから天狗になったのかなぁ。球にキレがないし、制球力も悪い。
キーワード解説

  • エースとは?エースはチームの中心となる選手で、主に先発投手として試合を引っ張る役割を担っています。
  • 防御率とは?防御率は投手が許した自責点の割合を示すもので、低いほど良いとされます。

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