西川愛也、2025年シーズンに向けた新たな挑戦
2025年のプロ野球シーズンが間近に迫っているDAZNは今シーズンのテーマを「#オレをみろ」と定め、選手の個々に焦点を当てた「1分ストーリーズ」動画シリーズを制作する
このプロジェクトでは、11球団の各「推し」ライターが、今シーズン注目の選手についてコラムを執筆し、その内容を音と映像で表現する
元MOROHAのアフロ氏がナレーションを務め、視聴者が選手たちの深いエピソードを体感できる新しい試みとなる
初回のコラムは3月17日から公開予定で、2025年シーズンへの期待感が高まる
特に注目されているのは、西武ライオンズの外野手、西川愛也選手だ
昨シーズン、西川選手はセンターでの守備や東京ドームでの特大ホームランなど、メジャーリーガー顔負けのプレーを見せ、多くのファンから希望の光として注目を浴びた
大阪出身でありながら、埼玉の強豪校・花咲徳栄高校に進学し、甲子園に3度出場、特に3年夏には自身の活躍で母校を初の甲子園優勝に導いた
そのスカウトからの評価を受け、西武はドラフト2位で彼を指名、背番号51を与え、イチロー選手に次ぐヒットメーカーとして期待を寄せた
プロ3年目の2020年には一軍初出場を果たし、早々にプロ初安打を記録
しかし、その後はなかなかヒットが出ない苦しい時期が続いた
特に2023年4月30日には、スタメンで出場も、その日を含めて連続打席無安打の記録を更新してしまう
そんな中でも決して諦めず、彼はついに第4打席で打ったセンター前ヒットによって、長いトンネルから抜け出した
西川選手は「ヒット1本の重さは、僕が誰よりも感じている」と語り、困難を乗り越える重要性を実感している
昨シーズンは104試合に出場したものの、打率は.227と期待には及ばなかった
そこで彼は、打撃力向上のために通算1427安打を記録したヒットメーカー、ソフトバンクの中村晃選手と自主トレを行い、ミートポイントを前に置く意識を徹底している
休日返上でキャンプに取り組む姿勢や、オープン戦では打率.303を記録することで存在をアピールしている
「今年はレギュラーを獲らなければいけない」と、自身の成長を期す西川選手は、昨シーズンチームを去った秋山翔吾選手の穴を埋める力を見せてくれるだろう
文=岩国誠西川愛也選手のこれまでの成績と努力は、ファンとしても応援したくなるエピソードにあふれています。彼の成長を感じながら、今シーズンの活躍を見逃せません。苦しい時期を経て、再びヒットを打つ姿が期待されています。
キーワード解説
- プロ野球とは?プロ野球は日本の最高峰の野球リーグで、12チームが競い合う。選手たちは一攫千金の夢を追いかけ、観客はそのプレーに感動を与えられる。
- ヒットメーカーとは?ヒットメーカーは、数多くのヒットを記録する選手を指す。彼らは大量得点を演出し、試合の流れを変える重要な役割を果たす。
- 自主トレとは?自主トレは、選手が自らの判断でトレーニングを行うこと。必ずしもチームの公式トレーニングとは限らず、各選手が自分の課題を克服するために取り組む。

