明治大学時代に鳥谷敬氏以来の大物遊撃手として注目を集め、盟主楽天への入団を果たした彼は、その魅力的なルックスも手伝って、キャンプ地では宗山グッズが新設されるほどの人気となっている
楽天モバイルパークでは、選手プロデュースメニューが新人選手とは思えない4種類展開され、「宗山フィーバー」を引き起こしている
オープン戦の実績
オープン戦では15試合に出場し、打率は.231を記録注目すべきは、3月28日の開幕戦で「2番・遊撃」としてスタートし、試合終了間際に同点となるタイムリーヒットを放ち、デビュー戦で初安打を飾ったことである
なお、得点圏での打率は.385という高い数値を記録しており、特に12日のオリックス戦では適時三塁打を放つなど、勝負強さが際立っている
1本の安打が出ると続けてヒットを打つ傾向もあり、マルチ安打を5度記録している
守備の面でも存在感を
宗山は開幕から13試合に出場し、そのうち11試合は遊撃手としてスタメン出場を果たしている守備においても高いレベルを維持しており、11日のオリックス戦では、ピンチの場面でダイビングキャッチを果たし、チームの窮地を救った
また、「UZR(ultimate zone rating)」という守備指標において、パ・リーグの遊撃手でトップの成績を記録している
今後の課題と展望
新人選手として申し分ないパフォーマンスを見せる宗山だが、課題もあるそれは「対左投手」に対する対応だ
4月13日現在で、左投手に対して9打数ノーヒットという成績であり、特にエース級の投手に苦しんでいる
これについては今後の成長に期待が寄せられるが、早急に克服していく必要がある
また、チームが現在6連敗中と元気を失っている中、宗山の活躍が希望の光となることが求められる
宗山塁選手の活躍は、楽天イーグルスにとって貴重な存在となっている。才能と努力でここまで成長した彼だが、今後は対左投手への対応が焦点となる。ファンとしては彼の成長を見守りつつ、チームの勝利に導いてほしいと思っているというのが正直な感想である。
ネットの反応
コメントでは、ルーキーの宗山選手が楽天のチームにとって重要な存在になりつつある一方で、先輩選手のパフォーマンスが不足しているという厳しい指摘が目立ちます
「ルーキー宗山が最下位に沈む楽天を鼓舞」とのタイトルが示す通り、彼のプレーによってチームの状況が浮き彫りになり、これには多くのファンが同意しているようです
また、宗山選手の打撃に期待する声の一方で、周囲の先輩たちに対する不満も多く見受けられます
「ルーキーに鼓舞される先輩たち」という厳しい表現があるように、チーム全体に活気がないとの意見が響いています
さらに、「チームとして微塵も成長していない」とのコメントもあり、チームの改革の必要性を強調しています
宗山選手が新人王候補として期待される一方で、育成と勝利を両立させる難しさも指摘されており、ファンは将来のチームに対して希望を持ちながらも懸念を抱いているようです
特に、宗山選手が一人で奮闘している中、ベテラン選手たちに対して「何をしているのか」との疑問が集中しており、チームの支柱となる選手たちの奮起が求められています
このように、コメントからは宗山選手の可能性とともに、チーム全体の課題を浮き彫りにする意見が多数寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
ルーキー宗山が目立つということは、周りの先輩方はよろしくないといった意味になりますね。
チームとして微塵も成長してないのがよく分かったわ。
ルーキーに鼓舞されるチームか、情けない先輩たちですまない。
どうせ優勝、Aクラスは無理なんだから、宗山選手を使い続けて一年で不動のレギュラーにする事。
ルーキーがここまで頑張っているのに、ベテラン選手はなにをしているのでしょう。
キーワード解説
- ドラフト1位とは? プロ野球選手を選ぶためのドラフトで、各球団が選手を指名する際に最初に選ばれる選手を指します。
- 遊撃手とは? 野球において、内野のポジションの一つで、守備範囲が広く、チームの守りを支える役割を持つ選手です。
- 得点圏打率とは? 得点圏とは、ランナーが得点しやすい位置にいる時の打率を示す指標で、打者の勝負強さを測る基準の一つです。
- UZRとは? 「ultimate zone rating」の略で、選手の守備力を数量化した指標。守備範囲や守備の成功率を表します。

