この試合では、巨人の甲斐拓也捕手（32）が打線の要として2番に起用され、64年ぶりの歴史的な役割を果たした
甲斐の活躍
甲斐選手は、打率3割超で高い出塁率を誇る選手であり、試合前からチームにとって重要な存在であることが期待されていた3回、1死一、三塁の場面で、DeNAの投手ジャクソンの変化球を振り遅れた後、150キロのストレートを見事に右前に運び、試合の均衡を破る貴重な一打を放った
先制点への意気込み
「何としても先制点が欲しい場面でしたので食らいついていきました先制できて良かったです」と語る甲斐の言葉には安堵の感情がにじんでいた
自身にとって4年ぶりの「スタメン2番」は、試合前の練習で告げられたもので、「普通通りやろうと思いました」と冷静に受け止めた
ゲームの流れを変えるプレー
甲斐は、適時打だけでなく、7回には無死一塁からの犠打が併殺となった直後に四球を選び、チームの流れを保つ重要な役割を果たしたまた、自らのキャッチャーとしての仕事でも、先発投手の井上にテンポ良く投げさせ、「不安にならないようにサポートしたい」とピッチャーを気遣う姿勢を見せた
歴史的な意義
今回の試合での巨人の捕手が2番に入ったのは64年ぶり過去には卓越した捕手がその役割を果たしており、甲斐はこの伝統を受け継ぐ形となった
お立ち台では「今日は温大（井上）のおかげです、みなさん拍手お願いします」と、若き左腕を称え、チームプレーの大切さを強調した
この試合は、巨人が連敗を3で止めることができた重要な瞬間でした。甲斐選手の活躍は、チームのみならずファンにとっても大きな希望をもたらすものであり、これからの試合でも期待が高まります。
キーワード解説
- 捕手とは？チームの防御の要であり、投手と連携を取って試合を進める重要な役割を果たします。
- 適時打とは？特定の場面で得点につながるヒットのことで、チームにとって非常に価値のある打撃です。
- 先発投手とは？試合の最初から投げる投手で、試合の流れを左右する非常に重要な役割です。
