日本ハムの新庄剛志監督は、自らの信条と「勘ピューター」を融合させ、捕手・吉田の代打を選択
これが結果的に試合の流れを変える重要な采配となった
「僕の中で大事な場面の代打は捕手
代打は吉田君、郡司君、田宮君の3人の中から選んだ」と新庄監督は語る
試合は0-3の局面で、6回に1死満塁のチャンス
遊ゴロや連打を挟んで、一気に4得点で逆転する展開となった
その中の代打・吉田選手が右中間へ走者一掃の3点三塁打を放ち、試合を決定づけた
これは、22年5月1日のロッテ戦に次ぐ、1イニング6安打8得点の猛攻だった
なぜ、新庄監督が「大事な場面の代打は捕手」とするのか
彼は「捕手は外角攻めか変化球かを見極めることができる
経験豊富な選手が多いため、打席でも投手の配球を読んで打つことができる」と説明している
実際、吉田選手は相手投手の配球を読み、満塁機の場面で横山投手の外角直球を見事に捉えた
ZOZOマリンでは昨年7月19日以降、8連勝を達成
今季は開幕からビジターで7連勝を記録しており、昨年オリックスが持つプロ野球記録の8連勝にあと1勝に迫っている
さらに、開幕から15試合犠打なしは、95年西武が持っていた14試合を上回る新記録となった
試合の後、新庄監督は「いいゲームだった
これがファイターズ」と述べ、チームの底力を誇った
この試合では、清宮幸選手が9回に2号ソロを放ち、3月28日の西武戦以来、14試合ぶりの本塁打となった
彼は「ボールの見え方が良くなった」と振り返り、ZOZOマリンでは過去3年で打率・390、8本塁打と好相性を誇る球場でのホームランに笑顔を浮かべた
日本ハムの試合は監督の戦略と選手の活躍が見事に重なりあう結果となりました。新庄監督の「捕手代打起用」は特に印象的で、試合の流れを大きく変える重要な采配でした。また、選手たちのコンディションも良く、高いパフォーマンスを見せたことが勝利の要因です。
キーワード解説
- 監督とは?監督はプロ野球チームの指揮を執り、選手の起用や試合の戦略を決める重要な役割を担っています。
- 代打とは?代打は、試合中にピッチャーに代わって打席に立つ選手で、特に重要な場面で起用されることが多いです。
- 外角攻めとは?外角攻めは、ピッチャーがバッターに外側のボールを投げる戦術で、打ちにくい球を投げることでバッターを抑えようとするものです。
- 三塁打とは?三塁打は、バッターが一度の打席で3塁まで進むヒットのことで、得点のチャンスを大きくします。

