この試合の主役は、今秋ドラフト候補の山城京平投手（4年・興南）
彼は自己最速となる154キロを記録し、これまでの151キロを大幅に更新した
さらに、リーグ戦では自己最長の投球となる6回1/3を無失点で抑え、今春の初勝利を飾った
山城の投球内容
山城はしなやかなフォームを持ちながらも、その左腕から剛球を繰り出した試合開始からテンポ良く進行し、序盤4回までにわずか1安打に抑え、一度も得点を許さなかった
特に注目されたのは、4回1死の場面でプロ注目選手の繁永選手に対して放ったストレート
この球は球場表示で152キロを記録し、スカウトによるスピードガンでは154キロと確認された
今後の課題
しかし、7回に1死満塁というピンチを招いて降板することになってしまった山城選手は「体が前に突っ込んで修正できなかった」と反省の言葉を口にしたものの、救援陣がしっかりと無失点で切り抜けたため、試合はそのまま亜大の勝利に終わった
スカウトの評価
試合を見守ったロッテの榎アマスカウトグループディレクターは、「左投手で150キロを超えるのは珍しいため、非常に魅力的」と評価また、楽天の部坂スカウトは「山城選手は今秋のドラフトで上位24人に入る存在」と高く評価し、今後も注視していく方針を示した
まとめ
山城京平投手は、自らの投球を通じて、今秋のプロ野球ドラフトに向けた強力なアピールを行った興南高校の先輩であるオリックス・宮城選手に憧れている山城選手の今後の成長と活躍に注目が集まる
今回の山城選手のパフォーマンスは素晴らしいものでした。自己最速154キロの記録は、彼の成長を証明するものです。また、スカウトからの注目も集まる中、今季のプロ野球ドラフトに向けたアピールにもつながるでしょう。今後の彼の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説
- ドラフトとは？：プロ野球選手を希望する高校生や大学生が、プロ球団に指名される機会を指します。
- スカウトとは？：選手のスキルや才能を見極めるプロの担当者で、ドラフトで選手を獲得するために動きます。
- 完封とは？：投手が試合を通じて相手チームに得点を許さなかったことを指し、特に優れた投手のパフォーマンスを示します。
