試合前の18日には、神宮球場で最終調整を行い、「(神宮は)簡単にホームランが入るので、しっかり低めに、ゴロを打たせられるようなピッチングができればいいなと思う」と、特有の球場特性を考慮した投球スタイルについて述べた
続けて「先制点をあげられるとリズムが悪くなると思う
ここは我慢して、何とか先制点をもらえてから頑張りたい」と、勝利を目指す堅実な姿勢を見せている
石川投手は、前回の13日の広島戦では5回3失点(自責点1)とまずまずの成績ながら、中5日での登板となる今試合に向けては「リカバリーを優先して工夫をし、この期間にいい調整ができたと思います」と、自身のコンディションに自信を見せている
さらに、今季の成績は3度の先発で防御率1.20と安定しているものの、援護率は1点台に留まり、直近の試合では2連敗を喫している
今回の相手であるヤクルトは、開幕カードでプロ初勝利を挙げたチームであり、強力な打線を有している
「ヒットは誰でも打たれると思いますが、しっかり四球を出さずに攻めていければ勝てると思います
僕が頑張ります」と、自身の投球に強い決意を示している
今回の石川投手のコメントからは、試合への緊張感と責任感が感じられ、特に神宮球場の特性に対する適切な認識が窺えます。また、援護が少ない中での投球を続ける彼の姿勢は、プロとしての高い意識を感じさせます。ヤクルト打線との対戦が、この試合におけるキーポイントになることは間違いありません。
キーワード解説
- 先発登板とは?:試合の初めからマウンドに上がり、チームを勝利に導くために投球を行う役割のことを指します。
- 防御率とは?:投手が9回投げた場合に許す自責点の平均を示す数値で、低いほど優れた成績とされます。
- 援護率とは?:投手の投球に対してチームがどれだけ得点を挙げているかを示す指標で、低い援護率は投手の負担を増すことになります。

