阪神・村上投手、広島戦で初黒星を喫し悔しさを滲ませる

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阪神タイガースの村上頌樹投手(24)が、4月18日に行われた広島東洋カープとの試合で、今季初の黒星を喫しました

これまで3戦3勝と好調を維持していた村上投手でしたが、この日4回102球を投げて7安打5失点と、赤ヘル打線の前に屈してしまいました

試合の流れ

村上投手は試合序盤の2回に痛打を受けます

先頭打者の5番・野間選手と6番・ファビアン選手の連打で無死一、二塁のピンチを迎え、続いて7番・菊池選手には中越えの適時二塁打を打たれ、2点を献上しました

さらに、8番・会沢選手と1番・二俣選手には粘られた末に四球を与え、一死満塁の危険な状況に陥ります

このようなピンチに、村上投手は2番・矢野選手に左犠飛を打たれ、4番・末包選手にも左翼への2点適時打を許し、結局この回54球を費やして5点を失いました

「(今回は)踏ん張り切れなかったですし

なかなか前に飛ばなかったので、空振りを取れればよかった」と悔しさを口にしました

ボークのハプニング

さらに、試合中の3回にはハプニングが発生

村上投手は二死一塁から9番・森下選手を空振り三振に仕留めた後、ベンチに戻る際に審判から「ボークがあったため、走者は二塁進塁、打者は打ち直し」というアナウンスがあり、再びマウンドに戻ることになりました

この予期せぬ展開に球場は一時騒然とし、村上投手は同学年の佐藤輝選手から声をかけられる場面も見受けられました

最終的には147キロの直球で再度空振り三振を奪いました

次の試合への期待

4回のマウンドに上がった村上投手は、再びヒットを打たれるなど1度も三者凡退を作ることができず、5回から登板した2番手・島本投手に交代しました

降板後、彼は悔しそうな表情でグラウンドを見つめ、次の試合に向けた決意を示しました

藤川球児監督(44)は、「あのイニング(2回)は相手にうまくやられた

糧にして次のゲームに行くしかない」とコメント

村上投手は今季ここまで見せた好投を取り戻し、次回の登板で反発力を示すことが期待されています

阪神タイガースの村上投手が広島戦で投げた試合は、彼の才能と苦悩が混在していました。前回までの好調を維持することは難しく、特に2回の失点が彼にとって痛手となりました。彼が経験したボークのハプニングも、まさにスポーツの厳しさを感じさせる瞬間でした。次の試合での彼の復活を期待したいです。
キーワード解説

  • 村上頌樹とは? 阪神タイガースの投手で、注目の若手選手。昨シーズンからの成長が期待されている。
  • ボークとは? 投手が投球動作において不適切な行為(例えば、走者がいるのに投球しない、または適切な位置から投げないこと)を指し、ルールにより走者が進塁することがある。
  • マウンドとは? 野球で投手が立つ場所で、ピッチングやストライク、ボールの判定が行われる重要なエリア。

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