この調査では、各球団の支配下登録選手の今季平均年俸が示され、読売ジャイアンツ(巨人)が7800万円で2年ぶりのトップに輝きました
一方で、西武ライオンズが3744万円で最下位を記録しています
調査によると、支配下選手725名の平均年俸は前年比4.1%(192万円)増の4905万円となり、支配下選手の年俸総額は355億5888万円に達しました
これは昨年の337億4551万円を上回り、過去最高を記録したことを意味しています
全体の中央値は1900万円となり、12球団中8球団がこれを超えています
また、セ・リーグの中央値は2000万円、パ・リーグは1900万円と、セ・リーグが若干上回りました
選手会は「近年、年俸や肖像権収入について球団の格差や人件費率の向上を課題として取り組んでいる」と説明し、特に年俸における格差の拡大について言及しました
具体的には、昨年の1位(巨人)と12位(西武)との年俸差が3323万円だったのに対し、今年は4056万円と格差が拡大し、中でも中央値での差は過去最大の1400万円に達しています
SNS上ではファンから様々な反応が寄せられ、「現在のコスパ最強チームは広島か?」、「西武は安すぎる!」といった声が上がっています
特に、広島東洋カープは現在リーグ首位に立っており、その低年俸での成功が話題となっています
今回の調査結果は、プロ野球界における選手年俸の格差が一層広がっていることを示しています。特に、巨人と西武の間での年俸差は過去最大となり、選手の価値やチーム力が金銭的にも明確に表れています。また、興味深いことに低年俸の広島がリーグ首位を維持しているため、ファンの間での「コストパフォーマンス」に関する議論が盛り上がっています。
ネットの反応
最近発表された選手会の年俸調査について、ファンから多くの意見が寄せられています
特に広島の選手たちには「コスパ最強」という高評価があり、その安い年俸での成果に対する期待感が表れていました
しかし、広島に対する「安くて当たり前」といった否定的な意見もあり、ファンの間で意見が分かれています
また、西武に関しては、親会社の借金問題が指摘されており、経営の厳しさから年俸が低い理由が説明される場面も多く見受けられました
西武の過去の高給取りたちが減少し、世代交代が進んでいることにも触れられています
さらに、「年俸が低い選手が活躍をすることで、選手会の交渉が必要になるのでは」という意見や、「コスパだけではなく、勝利を目指して金をかけるべきだ」との意見もあり、ファンの視点も多彩です
SNSには「選手会はこうしたアンケートを公表することで選手の待遇改善に努めるべき」という意見もあれば、「選手が得をするFAをなくして、経営を改善ちら手473」との厳しい見方もあります
このように、年俸に関する議論は多方面にわたり、ファンの思いが反映されています
ネットコメントを一部抜粋
しかし広島はこの年俸で、コスパ最強やな!
西武は親会社が借金まみれ。
コスパは経営目線ならアリだけどファンからしたらコストかけてでも勝てよって話だよな。
広島はFAで誠也が抜け、西川、九里が抜け…世代交代の時期に当たっている面が大きいかな。
一部の高額年俸の選手が平均をかなり押し上げるんだろうな。
キーワード解説
- 年俸とは? 選手が契約によって受け取る報酬の金額のことで、プロスポーツにおいて選手の評価やチームの財力を反映する重要な指標です。
- 支配下選手とは? プロ野球において、特定の球団と契約した選手であり、その球団の方針や戦略に基づいて起用されます。
- 中央値とは? データを昇順に並べた場合の真ん中の値を指し、分布の中心を示す指標として変動が大きい場合に有効です。

