4日のウエスタン・中日戦で本塁打を放つなど、その成長が期待されている中川選手は、新しいポジションへの挑戦や打撃技術の向上に取り組んでいる
中川選手は、オフに横浜DeNAベイスターズの牧選手が主催する自主トレに参加し、打撃を磨いた
今年は捕手だけでなく、外野や内野のサブポジションにも挑戦中だ
2023年の宜野座キャンプにも2年連続で抜擢され、首脳陣からの評価も高い
中川選手の成長の軌跡
「自分の人生だから、後悔したくない」インタビュー中、何度もこの言葉を口にした中川選手
昨シーズン、ウエスタン・リーグで打率.321を記録し、非凡な打撃センスを発揮したものの、1軍での出場はまだ無い
捕手を主に務める彼だが、昨秋のキャンプでは外野、そして今春からは三塁も経験中だ
三塁への挑戦について中川選手は、「打球処理などが難しい」と課題も抱えながら、ポジションの幅を広げることに意欲的だ
「打撃を生かすためには、どのポジションでも一定のレベルに達する必要がある」と強調する
自主トレと影響を与える読書
オフシーズンには、鹿児島での自主トレに参加し、牧選手から多くの技術を吸収した「打ち方や待ち方を教えてもらい、精神面でも支えてもらった」と明かす
さらに、中川選手は趣味の読書からも影響を受けている
最近読んだ「覚悟の磨き方」という本からは、マインドの重要性を学び、日々の行動にも活かしているとのことだ
「試合前にごみ拾いをして運を逃がさないようにしている」と善行を重ね、自信につなげる姿勢は、若手選手にとってのロールモデルとしての一面も伺わせる
「苦難上等」を信条に
中川選手の信条は「苦難上等や好むものなら修羅の道」
つまり、苦しい道のりに自ら挑むという意味だ
多くのポジションを経験している中川選手は、「挑まなければ面白くない」と語り、ライバルの存在にも刺激を受けながら、1軍初出場を目指して努力を続けている
プロフィール
| 名前 | 中川勇斗(なかがわ・はやと) |
|---|---|
| 生年月日 | 2004年1月27日(21歳) |
| 出身地 | 愛知県 |
| 身長/体重 | 172cm / 75kg |
| 投打 | 右投げ / 右打ち |
| ポジション | 捕手 |
| 甲子園歴 | 京都国際高で春夏連続出場 |
| ドラフト | 2021年7位で阪神に入団 |
| 1軍昇格 | 2023年5月初昇格 |
ネットの反応
阪神タイガースの中川選手は、出場機会を増やすべく三塁や外野で奮闘しており、その成長を多くのファンが注視しています
コメントの中には、彼がキャッチャーとして成長することが最も期待されているとの意見が多く見られました
特に、他の捕手との競争がある中、キャッチャーとしての存在価値が高まるとの期待が寄せられています
中川選手の打撃力は肯定的に評価されており、一定の成績を残すことで機会を増やす可能性があるとの意見もありました
一方で、外野や三塁での起用に対しては懸念の声もあります
特に、キャッチャーとしての専念が必要だという意見が多く、中川選手が器用貧乏になってしまうことを心配するファンが多いです
そのため、将来の正捕手候補としての役割をじっくりと育てていくべきだという意見が強調されていました
また、中川選手の守備や他選手との競争についても多くのコメントがあり、彼が抱える課題や成長の可能性について興味深い意見が交わされています
ファンは、プロ野球選手としてのキャリアをサポートするため、彼自身の努力や成長を期待していることが伺えます
みんなが応援している中川選手が、今後どのように成長していくのか、多くのファンがその経過を見守り続けています
ネットコメントを一部抜粋
外野やサードは、ファームで町田ら捕手陣がいる中で、中川の打席確保の手段だと願いたい。
打率250〜60でもOPS800を超えるのは本物の証。
中川はキャッチャーでこそ存在価値が高まる。
ファームでは代打から指名打者に入るケースが多く、守備に就いたのはレフト3試合、サード3試合。
ポスト大山を目指して、ファーストで体を大きくしてほしい。
キーワード解説
- 捕手とは?捕手は野球チームのポジションの一つで、投手が投げたボールを受ける役割を担う選手です。また、試合中にはランナーの進塁を阻止したり、守備の指示を出す重要な役割も果たします。
- 自主管理とは?自主管理とは、自ら自分の行動や仕事を管理することを指します。選手が自分自身のトレーニングや生活を見つめ直し、向上心を持つことが大切です。
- 打撃センスとは?打撃センスとは、野球においてボールを正確に打つ能力や技術を指します。このセンスを磨くことで、選手はより高いパフォーマンスを発揮できるようになります。

