この日は、4回2死の場面で林投手の129キロの変化球を捉えて中前安打、7回の先頭打者としてはターリー投手の153キロの直球を右前に運ぶなど、積極的なバッティングが光りました
坂本選手は、「ヒットが出ているのはいいこと
そこは継続したい」とのコメントを残し、明るい兆候を示しました
今シーズンは長嶋茂雄終身名誉監督に並ぶ17度目の開幕スタメンに選ばれましたが、11試合で打率は1割2分9厘という低迷が続いていました
そのため、15日の練習前には阿部監督に対して2軍での再調整を直訴し、正式に2軍に抹消された経緯があります
ファームでのテーマを尋ねられた坂本選手は、「まだ明確に何をしたらいいかって分かっていないから2軍に来ている」と語り、復活に向けた試行錯誤が続いている様子を伝えています
2安打を記録したにもかかわらず、「課題はいっぱいありすぎて
もう少し、強い打球が出てきてほしいなと正直思う」と、まだ目指すべきものがあると感じているようです
昨年の6月末にも約2週間のファーム調整を行っており、その際は振り込みや走り込みを行いましたが、今回は実戦機会を多く求めており、ルーキーイヤー以来18年ぶりとなる2軍の遠征にも参加しました
西武戦からは出場し、現在まで4試合連続で安打を記録、12打数5安打で打率は4割1分7厘に達しています
坂本選手は1軍の試合をテレビで観ながら、「あそこで野球しないとダメだなって
何とかもう一度、活躍できるように」と心境を明かしており、再び1軍に戻るために焦点を合わせ、懸命にプレーを続けています
坂本勇人選手のイースタン・リーグでの活躍は、彼の復活を期待させる要素が多く含まれています。36歳という年齢への懸念もありますが、2安打を放ったことで、少しでも自信を取り戻せることを願いたいです。野球人生をかけた闘志を感じ、ファンとしても応援し続けたいと思います。
ネットの反応
坂本勇人選手が18年ぶりに2軍遠征を行い、マルチヒットを記録したことに対し、ネット上ではファンや野球関係者からの多様なコメントが寄せられています
多くのコメントは、坂本選手の復調を期待する内容が中心ですが、その一方で厳しい視線もありました
「シーズン中に坂本の力が必要になる時がくるから、早く復調してほしい」という期待の声が上がる一方で、ただのヒットではなく強い打球が求められているという意見も少なくありません
明るい未来を見据えた意見が多い中、「坂本はヒットを打つことだけで満足しているわけではない」といったように、彼自身が目指すプレーの質に対する懸念も表明されています
ネットコメントを一部抜粋
シーズン中必ず坂本の力が必要になってくるときがくるからそれまでに復調して戻ってきてくれ。
強い打球を求めてダメになってるんじゃない?なんとか復活してくれ!
お得意の二塁打も出てないからなぁ。長打が欲しいですもんね!
坂本自身が納得して万全を期して戻ってきて欲しいな。
強い打球を打つには、ボールを追いかけて合わせていってはだめ、引きつけて腕だけではなく、下半身をつかって一気に回転する事が重要。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における2軍選手が試合を行うリーグ。将来の1軍選手を育てる場として重要な役割を果たします。
- 安打とは?:野球において、打者がボールを打った結果、安定して塁に出ることを指します。ヒットとも呼ばれます。
- 低迷とは?:物事がうまく進まない状態を指します。野球では、選手の成績が振るわないことを示す表現です。
- 打率とは?:選手の打撃成績を表す指標の一つで、試合で安打を打った回数を打席数で割った割合を示します。

