ロッテ・種市、2勝目を挙げ西武戦の連勝を伸ばす

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(パ・リーグ、ロッテ5-2西武、4回戦、ロッテ3勝1敗、23日、ZOZOマリン)ロッテの右腕、種市篤暉投手(26)が西武戦に先発登板し、7回2失点の投球で今季の2勝目を記録した

種市は、初回に先頭打者の西川に対して148キロの直球を浴び、プレーボール被弾を許したものの、その後は立て直しを見せた

初回に被弾を許した種市は、「引きずらないように、いい意味で記憶から消しました」とコメント

続く2回には炭谷に適時打を許し、2点目を失った

一方、普段は150キロを超える直球の制球が定まらず苦しむ中、変化球を駆使して打者を打ち取った

バッテリーを組む19歳の寺地と相談し、制球に課題を持ちながらも粘り強く投球したことが安定感に繋がった

打線も三回に4点を挙げ、逆転に成功

今季で初めての2点以上の援護が、種市の投球の助けとなった

この試合に勝利したことで、種市はプロ通算30勝目(24敗)を達成

特に西武戦では、2020年7月11日から連勝を7に伸ばし、自身の苦手とされる打線に対しての安定感が目を引く

種市は、「ベルーナドームも投げやすいというのも一つの要因かな」と語り、意識せずとも得意意識がある様子を見せた

ロッテ・種市投手の奮闘は見応えがあり、特に試合開始早々の被弾から立て直した姿勢が印象的です。変化球を巧みに駆使し、相手打線を封じる姿は今後の成長が簡単に期待できる優れた投手としての能力を証明しています。
キーワード解説

  • プレーボール被弾とは?試合開始直後の初球でホームランを許すことを指します。
  • 変化球とは?直球とは異なる軌道で投球されるボールのことをいい、打者を惑わせるために用いられます。
  • バッテリーとは?投手と捕手の組み合わせを指し、試合中に密接に連携を取る重要な役割を果たします。

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