大勢投手は、8回に登場し、全て三振で抑えるという見事なピッチングを見せ、無失点リレーを成し遂げました
この投球によって、直後に大城卓選手の勝ち越し本塁打が生まれ、試合の流れを引き寄せました
大勢選手は今季からクローザーからセットアッパー(相手の攻撃を阻止し、クローザーへ繋げる役割のピッチャー)に転向しており、この試合ではプロ通算6勝目、今季初勝利を収めて自信を深めています
「自分が抑えた後に試合が良い方向に動くのはやりがいを感じます
チームが勝ててよかった」と試合後も気持ちを語りました
試合は、0―0の8回から始まります
先頭打者に安打を許しますが、大勢選手は最速157キロの直球を武器に細川選手、中田選手、板山選手を次々と打ち取ります
大勢選手にとって、連続イニング無失点を28に更新した山崎投手に勝ちをつけられたら理想だったとのことで、「伊織さんが素晴らしい投球をされていたので、勝ちが伊織さんにつけば本当はよかった」と後輩への思いやりを感じさせます
大勢選手は、先輩の山崎投手が右肘トミージョン手術を経て苦労に対する理解を持ち、「ボールボーイをしていたのを知り、その姿を見て素直にうれしかった
苦労してマウンドに立っている人を見て、より勝利に貢献したい気持ちになる」と打ち明けました
今季も大勢選手は8試合中7試合が無失点という成績を残しており、巨人にとって大きな力になっています
魂を込めた15球で完封リレーをつなぎ、この試合で巨人に重要な勝利をもたらしました
この試合における大勢投手の投球は、ただの数字以上のものであり、チーム全体の士気を高める重要な役割を担っていました。このような好投が続くことで、巨人チーム全体がより強固な連携を築いていくことでしょう。また、後輩への思いやりも感じられ、チームワークの成長にもつながる良いエピソードだと思いました。
キーワード解説
- 【クローザー】とは?試合の終盤に登場し、相手チームに得点を許さない役割を担う投手です。最後のピンチを守り、チームの勝利を確実にする重要な役割です。
- 【セットアッパー】とは?クローザーが投げる前にマウンドに上がり、相手の攻撃を封じる役割のピッチャーです。勝利に向けて流れを変える重要な役割を果たします。

