菅野智之、2戦連続クオリティ・スタートの好投!メジャーでの安定感が光る

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現地4月23日、ボルティモア・オリオールズの菅野智之選手が、ワシントン・ナショナルズ戦に先発登板しました

この試合で彼は7イニングを投げ、5安打3失点を記録し、無四球ピッチングを披露しました

結果的に勝敗はつかなかったものの、2戦連続でクオリティ・スタートを果たしました

クオリティ・スタートとは?

クオリティ・スタート(QS)とは、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点が3点以下であることを指します

これは、投手のパフォーマンスの指標として非常に重要です

ピンチを乗り越えた投球

菅野選手は初回に2本のホームランを被弾し、不安定な立ち上がりを見せました

しかし、2回以降は低めにボールを集め、凡打の山を築きながらリズムを取り戻しました

奪三振は5回に挙げた1つだけでしたが、高い制球力で走者を抑え、二塁も踏ませない投球を展開しました

監督とチームメイトの評価

試合後、オリオールズのブランドン・ハイド監督は、「序盤に3点を取られたが、7回まで投げてくれた

非常に素晴らしいピッチングだった」と評価しました

また、8番・二塁でスタメン出場したジャクソン・ホリデイ選手も「彼が登板するたびに質の高い試合ができている」と、同僚からの信頼を言葉にしました

多彩な球種の投球
この試合における菅野選手の球種は、米分析サイト『Pitch Profiler』によると、スプリッターが30.9%と最も多く、次にスイーパーが18.1%、カッターが17.0%と続きました

彼は縦の緩いボールも効果的に使い分け、打者を翻弄しました

チームの勝利にはつながりませんでしたが、菅野選手は元巨人時代と同様にメジャーでも安定感を発揮しており、さらなる活躍が期待されます

菅野選手の投球スタイルは、初回に失点を喫したものの、そこから立ち直って低めにボールを集めるという修正力が光りました。特に無四球でのピッチングは、今後の試合に向けても期待が高まります。
キーワード解説

  • クオリティ・スタートとは?:先発投手が6イニング以上を投げ、自責点が3点以下であることを指す指標です。
  • 無四球ピッチングとは?:試合中に一度も四球を与えずに投げることを意味し、投手の制球力やコントロールの良さを示しています。
  • スプリッターとは?:速球のように見えながら、キャッチャーミットに近づくと急に落ちる球種で、打者を打ち取るための変化球として多用されます。

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