巨人・阿部監督が坂本選手の不振に対する考えを語る

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巨人の阿部慎之助監督(46)が24日、スポーツ報知のインタビューを受け、開幕から約1か月が経過した現在の心境について語りました

坂本勇人内野手(36)は、打率1割2分9厘という不振に陥り、15日に2軍降格を決断されました

監督は「変化なしに進化なし」との言葉を贈り、完全復活に向けた打撃面での大幅な変身を求めています

坂本選手の2軍降格の経緯

坂本選手は休養日明けの15日、Dena戦の練習前に阿部監督と話し合いを持ち、自らの申し出で2軍降格を決めました

これまでの14試合中、11試合に出場し、31打数でわずか4安打、長打も無いという成績に、監督も2軍再調整の考えを持っていました

阿部監督の期待

阿部監督は、坂本選手に対し「タイミング的に同じ感じだった」と述べ、両者の意見が一致したことを強調しました

打撃については「『変化なしに進化なし』」とし、プレースタイルの根本的な変化が必要だとしています

阿部監督の経験からの助言

現役時代、阿部監督も通算406本塁打、2132安打を記録しており、毎年変化を続けていました

「イチロー選手も毎年打ち方が違う」とし、変化の難しさを理解していると語ります

特に、今季で19年目を迎える坂本選手には余裕を持たせ、「期限は決めていない」とも発言しました

結果を求める坂本選手

現状で坂本選手が求めるべき改善点は、構え方にあります

監督は「力んで100になってしまう構えではなく、リラックスした状態からバーンと打つ理想的な形を目指さなければ」と指摘しています

これからの期待

坂本選手が過去に示した実績からも復活の可能性はあると期待されており、育成方針も若い選手たちに目が向けられています

監督は特に「若手選手も目を光らせていく」と語り、坂本選手の復調を期待した結論に至っています

坂本選手のこれまでの成績

シーズン 出場試合数 打率 本塁打 打点
2023年 116 2割8分8厘 22 60
2024年 109 2割3分8厘 7 34
坂本選手の2軍降格は彼の不振を反映しており、阿部監督の指導が期待されています。選手には変化が求められる中、坂本選手がどう復活していくのか注目されます。若手選手の育成にも力を入れつつ、彼の成長を見守る姿勢が伺えます。
ネットの反応

巨人の阿部監督が坂本選手に打撃改革を指示したことに対して、ネット上には多くのコメントが寄せられました

ファンたちは、坂本選手が復活することを強く願っており、特に彼のこれまでの実績に注目する声が多く見られました

「他球団ファンだけど節目の記録に向けて打棒復活待ってます」といったコメントからは、坂本選手の現状に対する期待や応援の気持ちが伝わってきます

また、阿部監督の指導については「坂本が受け入れたなら二軍の試合に出始めるのが余りにも早過ぎる」といった意見もあり、指導内容やその評価に疑問を持つ声も存在しました

坂本選手の打撃スタイルに関する提案もあり、「中堅や若手も変わらないとな」という意見は、チーム全体の成長を求めるものでした

一方で、坂本選手自身が「イチローのアドバイスぐらいしか素直に聞けない気もします」と発言するように、彼の経歴からくる期待感やプレッシャーも強く意識されています

「全盛期に近い復活は正直厳しいか」と唱える声もあり、年齢や経験による壁も感じられます

その中で、坂本選手がどのように改革していくのかは、多くのファンが気にしているポイントであり、荒削りなプレーを見せる若手選手への期待も高まっています

最終的には「自分で殻を破らないといけない」という意見が示すように、選手自身の意識改革と努力が求められています

コメントを通じて、球団全体の再建に向けた期待感や、選手に対する熱い思いが感じられました

ネットコメントを一部抜粋

  • 他球団ファンだけど節目の記録に向けて打棒復活待ってます
  • あのイチロー選手だって35歳を超えたら打撃は落ちていった。やはり年齢には勝てない。
  • あの守備はいまだ健在やで
  • 坂本の経歴から推測するとイチローのアドバイスぐらいしか素直に聞けない気もします
  • まぁ坂本に復調してほしいけど巨人の若手や中堅も変わらないとな
キーワード解説

  • 打率とは?:打率は選手の打撃成績を示す指標で、出場した打席に対するヒットの割合を表します。
  • 打撃面とは?:野球での打撃についての技術や成績を指し、選手のスイングやバッティングフォームも含まれます。
  • 構え方とは?:バッティング時の選手がボールを待つ際の体の姿勢やフォームを指します。
  • 勤続疲労とは?:長期間にわたって同じ仕事を続けることで生じる心身の疲労を指し、特にスポーツでは大きな負担となります。

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