この日は敵地で楽天と対戦中で、ソフトバンクのスターティングメンバーには、栗原陵矢選手が「3番・サード」として起用されていました
1回表、栗原選手の打席において、楽天先発の内星龍投手が投じた3球目のスプリット(スプリットフィンガーファストボール)を栗原選手がファウルにしました
この打球が中村選手の元に飛んでくると、中村選手は思わずバントの構えをしました
バントとは、バッターがバットでボールを軽く当てて転がす打法ですが、中村選手のこの試みは成功せず、バットは打球をすり抜け、そのまま後方へと飛んで行きました
中継のカメラに捉えられたこの瞬間はSNSで話題となり、「ベンチからバントを試みる晃(尊い)」「ベンチでバントこっそり失敗してた」「練習熱心だな」「中村晃さんバント失敗www」といった多くのコメントが寄せられました
このようなユーモラスな出来事にも関わらず、中村選手の真剣な姿勢がファンには愛されているようです
彼の努力を表す一幕として、ファンの間ではもはや小さなヒーローのように映っていることでしょう
今回の中村選手のバント挑戦は、野球の試合中のユニークな瞬間として多くの注目を集めました。こうした小さな出来事が、選手としての真剣さやファンとの距離感を縮める要素となることは間違いありません。ファン男性も女性も、彼の姿勢に共感している様子が伺えました。
キーワード解説
- スプリットとは?:スプリットは投手が投げる変化球の一種で、ボールを指で裂くように投げることで、バッターの目の前で急激に落ちるのが特徴です。
- バントとは?:バントは野球において、攻撃側が打者がバットでボールを軽く当てて走者を進める技術で、主に戦略的なプレーとして利用されます。

