巨人の若き左腕・井上温大が本格覚醒の兆し、今季の投球に注目

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巨人の若き左腕、井上温大投手(23)は今季、プロ6年目にして覚醒の兆しを見せている

4月22日に行われた中日戦で先発登板し、8回を投げて3安打1失点、自己最多の14個の三振を奪う快投を披露

この結果、今季2勝目を挙げた

井上は前橋商業から2019年にドラフト4位で入団しており、昨年から阿部慎之助監督の下で開幕一軍に抜擢されている

特に、6月からは先発ローテーション入りを果たし、8勝5敗という成績を収めている

今季の開幕ローテ入りを果たした井上は、この中日戦までに4試合を投げて2勝1敗、防御率は1.61を記録しており、リーグトップの31奪三振をマークした

これにより、山﨑伊織投手と共に巨人の投手陣を牽引する重要な存在となっている

元中日投手の今中慎二氏は、井上の魅力を同じ左投手という視点から解説する

圧巻のピッチングと改善点

中日戦での井上は、初回にランナーを背負いながらもショートゴロで切り抜け、真っ直ぐ、スライダー、ツーシーム、フォークボール、カーブを巧妙に使い分けて中日打線を翻弄した

たとえ甘く入った球であっても、井上の配球には相手打者を打ち取る工夫が施されており、結果として8回107球でこの試合を締めくくった

昨年の井上のストレートの平均球速は145.9kmであったが、今季は147.8kmに向上した

しかし、今中氏が注目しているのは単なる速度ではなく、質である

「左投手はアウトコースにきちんと投げる技術が必要です

井上は外角を狙ったボールが中に入ってくることが少なく、打者にファウルを打たせるケースが多い」と彼は評価する

パワーピッチャーへの道

井上は、右打者への外角に質の高いストレートを投じることで、その覚醒を実現していると言われている

今中氏は「彼はパワーピッチャーへと成長しつつある」とし、今後の成長に大きな期待を寄せている

井上温大選手の成長は非常に注目されます。特に彼のピッチングでは、単に速い球を投げるだけでなく、球の質や制球力が向上していることが評価されています。特定の技術に磨きをかけている彼が新たなエースへと成長していく可能性は大変楽しみです。
ネットの反応

野球ファンの間で、巨人の井上温大投手に関するコメントが多数寄せられています

ファンは彼の成長や投球に対する期待を表明し、今年の活躍を楽しみにしている様子が伺えます

特に注目されているのは、同じ左腕投手である今永選手のようなエースとしての成長です

井上選手は侍ジャパンに選出され、自信を深めているとの指摘も多く、彼の現在のピッチングが素晴らしいという意見が多く寄せられています

ファンからは、「井上選手は真っ直ぐのスピードとキレが素晴らしい」といった高評価が多く、その上で変化球を自在に操ることの重要性についても言及されています

特にフォークボールやカットボールの習得が大きなプラスになっているという意見があり、これが井上選手の成長を後押ししているという見方が広がっています

また、井上選手の身長や体格もポジティブに捉えられており、180cmのサイズ感がプロでの成功につながる要因として評価されています

さらに、巨人の投手育成の実績についても賞賛の声が上がっており、井上選手をはじめ、他の若手投手たちの成長を楽しみにするコメントが目立ちます

いくつかのコメントでは、井上選手の過去の経験や苦労が彼を成長させ、自信につながっていると分析する声もあり、その成熟がピッチングに良い影響を与えていることが強調されています

そして、井上選手には今後も怪我なく活躍し続けてほしいとの願いが多く寄せられていることが印象的です

ネットコメントを一部抜粋

  • 今年の山崎伊織と井上温大はすごい!楽しみ過ぎる。
  • 巨人はここまで落ちたか。
  • 左のエースとしてチームのリーグ連覇、日本一に貢献して欲しいね!
  • 井上が大きく成長したと思わせてくれたのは昨年の交流戦。
  • プロで大成する左ピッチャーは180cmまで、サイズ感的にはまさにピッタリ。
キーワード解説

  • 左投手とは?左腕のピッチャーのことを指します。右打者に対してアウトコースにしっかりと投げ分ける技術が求められます。
  • 真っ直ぐとは?直球のことを指し、特にスピードが求められる球種の一つです。打者に打たれにくい質の高い真っ直ぐが重要です。
  • パワーピッチャーとは?球速が速く、強力なストレートを持つ投手のことです。威力のあるボールで打者にプレッシャーをかける投球スタイルを指します。

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