プロ野球選手から建設業の成功へ──松谷竜二郎のセカンドキャリア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年5月1日、プロ野球界で活躍した元選手、松谷竜二郎さん(60)が巨人での選手生活を終えた後のセカンドキャリアについて触れられた

これは、テレビ朝日系の番組「鶴瓶孝太郎 転職したら人生○○だった件」で放送されたもので、松谷さんの転職後の成功が紹介された

プロ野球選手としての軌跡

松谷さんは、大阪市立高から大阪ガスを経て1988年にプロ野球ドラフトで巨人から2位指名を受け、選手生活をスタートした

しかし、1995年の開幕前に近鉄に移籍し、その後33歳で戦力外通告を受けることとなった

選手期間中に記録した勝利は4勝で、長いプロキャリアとは言い難い

セカンドキャリアのスタート

引退後、松谷さんは解説などの野球関連の仕事には恵まれず、新たな道を模索することになった

「藤田監督や末次さんに迷惑をかけられない」という思いから、34歳で建設会社に就職する

初めての会社員生活で給料が激減し、ほとんどの同僚が年下であったが、努力を重ねて早くも入社から1年で大規模工事を任されるようになった

新たな挑戦と会社の設立

36歳で同僚3人と共に建築会社を引き継ぎ、ガムシャラに働く日々が続く

彼は「スチールエンジ」の社長となり、東京を拠点に日本各地はもちろん、海外にも支店を持つ企業に成長させた

グループ会社は、建築や不動産、介護サービスまで多岐にわたり、年商は230~240億円に達している

松谷さんの思い
松谷さんは番組内で、「野球選手でもセカンドキャリアで頑張ったら、こんなふうになるんやな」と話し、恩返しの意味を語った

プロ野球選手としての活躍と、転職後の成功を両立させた松谷さんに、古田敦也氏は「気合いで生きてこられた」とコメントした

松谷さんのセカンドキャリアの物語は、多くの人に勇気を与えるものです。元プロ選手が新たな分野で成功を収める姿は、今後のキャリアに悩む人々にとって良い手本となるでしょう。スポーツ界だけでなく、どんな道に進んでも成功できる可能性があることを示しています。
キーワード解説

  • セカンドキャリアとは? - セカンドキャリアとは、職業生活の中で、初めのキャリアの後に続く新たな職業人生のことを指します。多くの人が職業を変える際に使う言葉です。
  • 戦力外通告とは? - 戦力外通告は、プロスポーツの選手がチームにおいて契約を更新されず、他のチームや職業に転職を余儀なくされることを意味します。
  • 年商とは? - 年商とは、ある企業が1年間で得た売上高のことを指します。この指標は企業の規模や経営の成果を示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。