雨で中止となった横浜スタジアムでのDeNA戦後、報道陣との話の中で、阿部監督は坂本選手に「ホームベースに近づいて立ってみてほしい」と助言した
このアドバイスは、坂本選手が立つ位置を変えることを目的としており、ファームのスタッフを通じて伝えられた
阿部監督は「振らなくてもいいから、ベースに引っついてみて」と語り、その重要性を強調した
坂本選手は今シーズンの1軍で打率1割2分9厘と苦しんでおり、外角の速球に対処できずにいる
阿部監督は打者の立ち位置が相手ピッチャーに与える影響について、「あれだけ離れているから、外角が届かない
私がキャッチャーだったら、外角には届かないと思う」とコメントした
坂本選手は4月15日に登録抹消された後、二軍で試行錯誤を続けていたが、阿部監督の指摘を受けて、打席に立つ姿勢を大きく変えた
具体的には、打席での足の位置をホームベース側の白線にかかるくらいの位置に変更し、約20~30センチベースに近づけた
この新たな立ち位置で、彼は4月30日のイースタン・ロッテ戦で2安打を記録し、力強い打球を飛ばした
阿部監督は、選手が「変化なしに進化なし」という言葉を贈り、「人が見ても変わったなと思うぐらいガラッと変えないと」と求めており、今後の坂本選手の復活に向けた期待が寄せられている
ホームベースに近づくことで、新たな打撃スタイルが生まれる可能性が高い
阿部監督の坂本選手へのアドバイスは、野球における打撃技術の向上に非常に重要な観点から来ていると言えます。具体的な立ち位置の変更を通じて、相手投手への対処を改善するアプローチは理にかなっており、新たな打撃スタイルの模索にもつながるでしょう。これからの坂本選手の成長に期待が寄せられます。
ネットの反応
コメントでは、坂本選手の打席での立ち位置変更について、多くの意見が集まりました
特に、坂本選手が長年培った打撃スタイルを変えることの難しさや、その背景にある成績不振の原因について考察されています
坂本選手は、インコースをうまく捌く一方で、最近はアウトコースのボールに対する対応が難しくなっているとの意見が目立ちます
そのため、アドバイスを受けて立ち位置を変更することは、再起を目指すうえで重要な試みであると考えられています
また、阿部監督の指導が的確であることや、選手が感じるプレッシャーについても言及されており、現役時代の経験が活かされているとの声があります
しかし、中には「今頃になってなぜ変えるのか」と疑問を呈するコメントもあり、今回の変更が成功するかどうかは今後の成績次第となります
このように、ファンからは坂本選手の復活を期待する声が多く、選手自身の成長や変化を受け入れるプロセスに理解を示す意見もあります
年齢的な衰えやプライドと向き合う坂本選手の姿勢が大切であり、多くのファンが彼の打棒復活を願っています
ネットコメントを一部抜粋
通常はインコースが苦手だから離れるけど勇人の場合アウトコースを追いかけてしまうから離れて立ったら上手く行ったってのを話してるのを見た。
坂本選手と言えば内角捌きの上手いイメージあるけど、多分近年は詰まり始めて、下げたらちょっと上手く行って少しづつズレていたのでは?
坂本選手はインコースのボールをさばくのが天才的に上手いというのは、素人の私が見ていてもよくわかるので、疑問に思っていました。
このように大胆な変化を試せるのもファームだからこそで、この機会を最大限に活かして、かつてのような打棒が戻って来ることに期待しています。
目が見えなくて怖いから、自然に離れて立ってしまってるんじゃないかな。
キーワード解説
- 打撃不振とは? - 打撃不振は、選手が自分の持っている打撃力を発揮できない状態を指します。試合での打率が低く、安打を打つことが難しい状況が続くことを意味します。
- 広いストライクゾーンとは? - 野球におけるストライクゾーンは、バッターがボールを打つために必要な範囲を示します。このゾーン内に投げられるボールはストライクとされ、打者は積極的にスイングする必要があります。
- 二軍調整とは? - 二軍調整とは、選手が一軍での試合出場に向けて、出場機会を得るために二軍チームでプレーすることを指します。調子を上げたり、技術を磨くための重要なステップです。

