現役時代はダイエーで俊足強肩を武器に活躍し、昨年まで早鞆(山口)で教壇に立っていた大越基監督(53)は初陣を飾れなかった
それでも「選手のいいところを見ようと思ってベンチに入った
随所にあった」と明るい表情で話した
試合は、先発ピッチャーが序盤に失点し、リードを奪われる展開となった
特に8回2死一、二塁では4番手の星野投手が1番打者に四球を出しピンチを迎えたが、「誰か野手が行ってくれないかな」と考えていた大越監督の期待に応えて、中沢選手が自発的にピンチを救うためにマウンドに向かった
結果的に星野は次の打者を抑え、一発逆転の芽をつぶした
また、攻撃の面でも光るプレーがあった
8回2死から藤野選手が安打を放ち、続けて盗塁を決めた
「走って欲しいならサインを出せばいいんですけど、サインを出さずに走って欲しいと思っている状態で走ってくれた」とその自発的な行動を称賛した
大越監督は「褒めることしかしないようにします」と選手たちに期待を寄せていた
「彼らはプロなので、良いことを発信し続ければ自らの成長につながる」と若鷹たちをバックアップする姿勢を示した
次の試合では、この経験を活かし、勝利を目指す意気込みを見せた
今回はソフトバンク4軍の初戦の結果と大越監督のコメントについて取り上げることができました。初戦での敗北は残念でしたが、選手たちの自発的な行動を評価し、ポジティブな姿勢を保つ監督の姿勢が印象的でした。次の試合での挽回に期待がかかります。
キーワード解説
- 監督とは? - チームを指導する立場の人で、選手の戦略や技術を指導し、試合の進行をコントロールします。
- 四球とは? - ピッチャーが打者に対してボールを4球投げ、打者が一塁へ進むことができる状況のことを指します。
- 盗塁とは? - 打者が打席にいる間に、次の塁に進むことを試みる行為のことを意味します。

