ソフトバンクの嶺井、ロッテ戦で今季初ホームラン!試合を振り出しに戻す活躍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ◇パ・リーグ ソフトバンク5―3ロッテ(2025年5月4日 みずほペイペイD) 頼もしいベテランの働きだ

ソフトバンクの嶺井が、ロッテ戦の4回に値千金の今季1号2ランを放った

嶺井は試合後、「先制を許してしまい何とか早い段階で追い付きたいという思いだけでした

出来過ぎた結果となって良かったです」と喜びを語った

 試合は、嶺井の先発を務めた前田純が2点を先制された直後に動き始めた

2死から牧原大が中前打で出塁し、続けて嶺井への初球に盗塁を決めて好機を演出

ロッテ・小島の投じたチェンジアップを仕留め、左越えの2ランを放って試合を振り出しに戻した

嶺井はこの打撃に自信を持ち、バットを華麗に投げ捨てた

この活躍に対し小久保監督も、「2死から出た走者

嶺井がよく2ランで追いついてくれた」と称賛の声を送った

 開幕はファームスタートだった嶺井は、徐々に出場機会を増やし、ここまで14試合に出場

2戦連続の先発捕手としてチームを今季初の同一カード3連勝に導いている

6回には痛い捕逸もあったが、日々その存在感を増している印象だ

若手捕手陣と投手陣のパイプ役としても機能し、チームを支えている

 主力選手の故障により、チームは若手主体となっている

DeNAからFA移籍後の過去2シーズンは通算48試合の出場にとどまっていた嶺井が、今季は兄貴分としてチームに欠かせない存在となりつつある

ソフトバンクの嶺井選手の活躍は、チームにとって非常に重要です。主力選手が故障で離脱している中で、嶺井のようなベテラン選手が若手を支え、リーダーシップを発揮することは、チームの団結力を高める要因になります。今後も期待したいです。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?野球での変化球の一種で、速球に比べて球速が遅く、投手が握りとリリースの仕方を工夫することで、軌道が変わり打者にとって打ちにくい球になります。
  • 捕逸とは?捕手が投球を捕り損ねることを指し、走者が進塁する原因となります。このプレーは試合の流れを変えることもあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。