勝又選手は2018年のドラフト4位で日大鶴ケ丘高からDeNAに入団し、当初は投手として期待されていました
しかし、イップスという状態に悩まさた彼は、思うように試合に出場できない日々が続いていました
イップスとは、選手が心因性の理由で本来のパフォーマンスを発揮できない状態を指します
このため、勝又選手は2021年オフに戦力外となりましたが、その後、野手に転向し育成契約を結ぶことになります
2023年11月には再び支配下登録を勝ち取る運命を迎え、今季初昇格を果たしていました
4日、勝又選手はプロ初スタメンデビューを果たし、2打席目で初ヒットを放ちました
試合後、彼は「ここからがスタートだと思ってますけど、周りの方に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の意を示しました
その反面、初ヒット後の打席でファウルを打ってしまったことに対し、「あそこをとらえられないと、1軍でもっともっと活躍することができない」と冷静に振り返り、反省の言葉も続きました
また、投手としてイップスに悩んでいた時期を振り返り、「もう野球をやめた方がラクなんじゃないかな」と思ったことも告白しました
しかし、今は「大好きな野球が楽しいな」と感じていることが彼の支えとなっており、「本当に幸せ」と語りました
さらに、今後に向けての意気込みも語り、「チームで一番自分がヘタだと思って、いつも練習している」と述べ、努力を続ける強い意志を示しました
「練習は嘘をつかない」という言葉を信じ、これからも練習を重ねていくと誓いました
勝又選手のプロ初ヒットは、彼の野球人生において大きな意味を持つ出来事です。困難な道を乗り越え、努力を重ねた結果が実を結んだことに、多くの人が感動を覚えています。選手としての成長も感じられるコメントが多く、これからの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- イップスとは?
- 野手とは?
- 支配下登録とは?

