開幕からの成績は2勝3敗、防御率2・97と振るわず、昨年の13勝を考慮すると物足りなさが目立っていました
しかし、彼はこの状況を真っ向から否定します
「別に球は悪くないですし、調子もめちゃくちゃ悪いわけじゃない
今年は結構、自分の（投げ）ミスからの失点が多いから
しっかりやりたい」と、自分の投球に対する自信を語りました
前回の4月29日、中日戦では、五回に四球が絡み3失点、6回4失点で負け投手となりました
その結果、藤川監督からは「自分たちからリズムを崩せば、それは当然こういう結果になるし
作り直さないといけないですね」と、厳しい意見が寄せられました
その後、才木選手は「無駄な四球はないようにしたい
攻めの気持ちでいけたら」と強い決意を持ち、伝説の対決を迎えました
昨年の巨人戦では、8試合に登板して4勝1敗、防御率1・95と好成績を残しており、さらに前日5日には打線が圧倒的な活躍を見せました
藤川監督は「明日（6日）、才木ですからね
頑張ってくれると思いますから」と激励の声を送ります
この試合では、打線から6得点の援護を受けたにもかかわらず、序盤は制球が安定しない展開でした
しかし、三回に吉川の打球が左前腕を直撃するアクシデントに見舞われながらも、才木選手は冷静に試合を進行
満塁のピンチを迎えるも、甲斐選手をフォークで空振り三振に仕留め、無失点を維持することに成功しました
五回にもピンチを招いたものの、代打・大城卓選手を150キロ直球で空振り三振に切り、無失点のままマウンドを降りました
「もちろん3つとも勝てるのが一番いいかなと思いますけど
とりあえずいい勝ち方ができるようにやっていきたい」と語る才木選手
これからの試合での活躍に大いに期待が寄せられています
今回の才木選手の無失点投球は、彼自身の自信を取り戻す絶好の機会でした。投球の精度や制球力が安定してきたことは、今後の試合においても大きなプラスになることでしょう。特に巨人戦での好成績は、今後の対戦に向けて心強い要素となります。
ネットの反応
阪神タイガースの才木浩人選手が5回4安打無失点という成績を残し、3勝目の権利を持って試合を降板しました
この試合に対するファンのコメントが多数寄せられましたが、その内容はさまざまです
まず、才木選手の投球に対する意見として、「打球直撃がなければ6回は投げられた」という見方や、最近の苦悩が反映された内容だったとの意見もあり、無失点で投げ切ったことに対しては一定の評価がされています
このように、才木選手に対する期待は高いものの、今後の課題としてコントロールやイニング数に対する不満が多く見られました
「7回まで投げるべき」との声や、球数が多すぎるとの指摘もあり、エースとしての責任を果たすことを望む意見が寄せられました
また、特定の選手に対する言及もあり、「今シーズンの課題が克服できていない」というコメントが出るなど、選手間の比較も行われていました
全体的に、ファンは選手への惜しみない応援を送りつつも、さらなる向上を期待している様子が伺えました
無失点に抑える結果は評価されるものの、より長いイニングを投げることへの期待が強いことも強調されています
ネットコメントを一部抜粋
まあ打球直撃がなければ6回は投げてたと思う
今年の才木はコントロールが悪い。
せめて7回迄は投げさせて欲しかったな！
いい球はいいけどストライクボールがはっきりし過ぎて制球が上手くいってなかったね。
この展開で5イニング降板は寂しいね。
キーワード解説
- 防御率とは？：防御率は、投手が与えた得点を基準にした指標です。通常は9イニングあたりの得点を算出し、その数字が小さいほど良い投手とされます。
- 四球とは？：四球は、打者がストライクゾーンに入らない投球を4球受けた結果、無条件に塁に出ることを指します。これが多いと投手はピンチを招きやすくなります。
- 無失点投球とは？：無失点投球は、試合中に相手チームに得点を許さない投球を指します。これは投手の実力を示す重要な指標です。
- 攻めの気持ちとは？：攻めの気持ちとは、投手が相手打者に対して強気で挑む姿勢のことです。この姿勢が安定したピッチングに繋がります。
