坂本選手は2軍での調整を経て、5月7日の阪神戦（東京ドーム）から起用されることになった
宮本氏は、現役時代に10度のゴールデングラブ賞を受賞した名選手であり、坂本選手と自主トレを行った経験も持つ
その坂本選手は、プロ19年目を迎えており、開幕からの11試合での打率は1割2分9厘、打点が2と振るわず、4月15日に出場選手登録をいったん抹消されていた
坂本選手の不調の原因について、宮本氏は「年齢が影響している部分もある」と指摘した
特に坂本選手は19歳からレギュラーとして出場しており、他の選手に比べて実働年数が長い
「もしかしたら衰えが来ているかもしれないし、フィジカルやテクニックに何らかの問題が生じている可能性もある」とも続けた
さらに、年齢と向き合うことがベテラン選手にとって楽しみの一つであるとも述べ、「抗いながらも楽しむことが大切だ」というメッセージを送った
宮本氏は自身が引退する前年に一度引退を決意した経験もあり、球団からの慰留を受け、さらに1年現役を続けた後、最終的に引退を決断したという
坂本選手の今後の引き際については、「あれぐらいの選手は球団がクビにはしないので、選手自身が決めなければならない」とし、個々の選手の考え方が重要であると強調した
また、「坂本選手には心配もあるが、彼は野球界に大きく貢献した選手であるため、3000本安打も期待したい」との願いを込めた
今回の宮本慎也氏の発言は、坂本選手が長年の経験を持つ選手であることの背景を理解する上で非常に重要です。特に年齢とパフォーマンスに関連する議論は、すべての選手が通る道であり、今後の坂本選手の活躍にも期待がかかります。
キーワード解説
- ゴールデングラブ賞とは？：野球における守備の優秀さを示す賞で、各ポジションの最も優れた選手に贈られます。
- 実働年数とは？：野球選手がプロとして活動している年数を指し、選手の経験やパフォーマンスの向上に影響します。
