村田投手は9日、プラハ・イーグルス戦に先発出場し、5回を投げて5安打2失点という成績を収め、見事勝利投手の座を手にした
この試合は、村田自身今シーズンの2試合目でありながら、初勝利を達成する重要な瞬間となった
現在の防御率は2.45と、安定した投球を見せている
試合の相手先発は、高校時代に奈良・畝傍高、そして大学で神戸大学を経て関西独立リーグの堺でプレーしていた丹波夏希投手で、日本人対決が実現した
丹波投手も7回途中まで3失点という好投を見せ、両者の投球戦は接戦を演出した
試合は接戦の末、フボルカーが8、9回にそれぞれ2点ずつ追加点を挙げ、最終的に7-2で勝利した
村田透は、39歳という年齢にもかかわらず、今月チェコに到着後、4日のコトラーシュカ・プラハ戦で今シーズン初登板を果たし、6回を投げて3安打1失点、チームの勝利に貢献していた過去もある
彼は2007年の大学・社会人ドラフトで巨人に入団したが、その後1軍での出場機会はなく、2010年シーズン終了後に戦力外通告を受けた
村田は米国に渡り、インディアンスとのマイナー契約を経て2015年にメジャーリーグへ昇格し、初のメジャー登板を果たしたが、その後の参戦は限られたものとなった
日本に戻った後、2017年から北海道日本ハムファイターズと契約し、NPBでの初勝利を遂げると、翌年には主に先発として活躍し、6勝を挙げる
2021年まで日本ハムでプレーした後は再び海外での挑戦を続け、オーストラリアやドイツ、昨年はチェコリーグのカーディオン・フロシ・ブルノでプレーしていた
チェコはWBCで侍ジャパンと対戦した歴史があり、日本との友好関係も深い
村田透選手の活躍は、長いプロ野球のキャリアを経て新たな舞台で挑戦する姿勢が際立っています。特に、39歳という年齢で初勝利を挙げることは、選手としての生涯において非常に励みになる出来事と言えるでしょう。彼の今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
キーワード解説
- チェコリーグとは?:チェコ語でスロバキアのプロ野球リーグの一つで、地域に密着したチームが多く、実力向上が図られています。
- 防御率とは?:投手が失点を防ぐ能力を表す指標で、低いほど良いとされ、メジャーリーグなどでも重要なスタッツの一つです。
- 先発投手とは?:試合の開始時にマウンドに立つ投手を指し、試合の流れに大きな影響を与える役割を担っています。

