巨人・吉川尚輝、ヤクルト戦で2ベース安打を記録—重傷からの復帰への道筋

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◇セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2025年5月10日 神宮) 東京ドームを本拠地とする読売ジャイアンツの内野手、吉川尚輝(30)が10日のヤクルト戦で、10打席ぶりに安打を記録した

吉川はこの試合で「3番・二塁」の位置に入り、重要な役割を担った

試合は1-1の同点で進行していたが、4回裏に無死一塁の場面で、第2打席を迎えた

相手の先発投手、ランバートのチェンジアップを捉え、左中間へ見事に弾き返すと、これが二塁打となり、無死二、三塁の絶好機を創出した

チェンジアップとは、変化球の一種であり、速球とは異なるスピードで投球されることで、打者のタイミングを外す効果がある

シーズン前の合同自主トレーニングで築いた仲間との絆が影響しているのか、吉川は主砲・岡本和真(28)が負傷で離脱した後の7日の阪神戦から4番打者に任命された

しかし、吉川はその後の2試合では苦戦を強いられ、8打席中無安打と振るわなかった

特に、4番起用初戦では名手らしからぬ適時失策も犯すなど、タフな試合が続いていた

この日は3試合ぶりに3番に戻り、新しい助っ人選手であるキャベッジが第4番に座り、吉川が復調のきっかけをつかむ期待がかかっている

先発ピッチャー、山崎は試合の開始から37イニング目にして今季初失点を喫し、1939年に阪急の高橋敏が記録した開幕38回1/3の記録を更新することは叶わなかった

今回の試合で吉川選手が10打席ぶりにヒットを打ったことは、彼の調子の良さを示しています。特に、岡本選手の負傷による影響で、吉川選手にはチームの要を支える責任がのしかかっています。しかし、4番のプレッシャーを感じている様子は、今後の試合にも影響を与えかねません。打撃だけでなく、守備やチーム全体のパフォーマンスにも好影響を与えることを期待しています。
ネットの反応

巨人・吉川選手が3試合ぶりに3番に復帰し、10打席ぶりに安打を放つという快挙を成し遂げました

しかし、岡本選手が離脱したため、吉川選手は第92代4番をつとめることになりましたが、打撃は7打席無安打に終わるなど苦戦しています

この状況に対するファンの声は多岐にわたります

中には、吉川選手は4番バッターとしては向いていないのではないかとの指摘もあり、彼の得意な打順は1番か3番なのではないかと考える声があがっています

また、チームの攻撃に関するコメントもあり、「無死2、3塁で1点しか取れないのは厳しい」といった分析がされていました

さらに、吉川選手の打撃スタイルに対する評価もあり、後輩選手に彼のバッティングを学ぶべきだという意見や、打順を変えることで成績に影響が出るという意見も見受けられました

さらに、「第○○代4番」についての返答も多く、過去の伝統や形式を重視しすぎているとの批判もありました

全体として、ファンは吉川選手の調子や打順、チーム全体の戦略に対し、深い関心を持っている様子がうかがえます

ネットコメントを一部抜粋

  • チーム状況とはいえ吉川は4番ではないし3番でもどうなのかと思いますが阪神近本のような相手が嫌がる打順だとしたらやはり1番なのかなとは思いますが。
  • 吉川らしいバッティングでホッとした。あと1点なんとかほしかった。今日もヤクルトの粘りに負けないでほしい。
  • 尚輝は1〜3番で輝く。あとはキャベッジが4番にはまってくれれば…
  • 無死23塁で中軸で1点・・・こういうところですよね~
  • 若林と吉川の連打でノーアウト2.3塁で大量得点を期待したけど岸田のセカンドゴロで1点しか取れないのは厳しい。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?:速球とは異なる球種で、通常よりもスピードが落ちるため,打者のタイミングを外すことを目的として投げられる変化球です。

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