この試合で先発した村上頌樹投手は、9回98球を投げる中で無失点の「マダックス」を達成
マダックスとは、少なくとも9イニングを投げて、自責点0での勝利を意味する言葉で、非常に評価が高い投球となる
村上は7安打を許すものの、要所をしっかりと抑えた投球を披露した
この試合の様子を、10日に放映されたCSフジテレビONEの『プロ野球ニュース』で解説した大矢明彦氏は以下のようにコメントした
「立ち上がりは良くなかったんですよ
変化球が高く、捕まる場面がありましたが、森下選手が好返球でアウトにしてくれたことで、その後の2回から尻上がりに調子を上げました
ゴロを打たせるにはタイミングをうまく変え、先頭打者を出した場面もありましたが、以降は確実に低めに投げ、守備陣も『俺のところに来い』という自信を持って守れる内容でした」と称賛した
また同番組の解説者である田尾安志氏は、村上の投球について「無四球で、狙ったところにきっちりと投げ切れました
昨年は悪くはなかったものの11敗を喫し、村上には考えられない数字でした
その違いはボールのキレにあると思います
今年は、一昨年のような素晴らしいボールに戻ってきています」と分析した
村上は2023年に最優秀防御率を獲得した実績があるだけに、その姿が再現されつつあるとの評価も受けている
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』村上投手の無失点での好投は期待を超える結果であり、チームにとって大きな勝因となりました。彼の投球スタイルが攻撃的かつ冷静であることがこの試合の勝利に寄与しています。また、昨年の成績からの復調を示す良い例でもあり、今後の試合でもこの調子を維持してもらいたいところです。ファンとしても、彼の活躍が見られることは嬉しく、今後のパフォーマンスにも期待がかかります。
ネットの反応
阪神の村上頌樹選手が98球で完封を達成し、マダックスと呼ばれる快挙を成し遂げたことに対して、多くのファンが彼の投球内容を絶賛しています
特に、昨シーズンの11敗が記憶に残る中、今年のパフォーマンスがまるで別人のように見えたことがコメントから伝わっています
ファンからは、ボールのキレが戻ってきたことやコントロールの精度が上がったことが印象的に語られ、特にインコース低めへの攻め方が昨年とは違い、打たれにくくなった点が評価されています
また、村上選手の投球がエースとしての資質を証明しているとし、阪神の優勝への期待感を持つコメントも多く寄せられています
昨年の低迷を経て、彼が這い上がってきた姿は多くのファンに感動を与えています
中には、今シーズンの彼が最多勝や最優秀防御率のタイトルを獲得することを期待する声もあり、村上選手への信頼が伺えます
全体として、コメントからは彼の成長を感じることができ、ファンたちの期待がひしひしと伝わってきました
ネットコメントを一部抜粋
素人目でもキレが違うのがわかる。
昨年はストレートを簡単にファールで逃げられていた。
本家の村神様のお株を奪いそうな好調ぶり。
村上は今シーズンも調子がいいので余り近づかないでくださいね。
この3人の投げる球はスピン量の多さという点で共通する。
キーワード解説
- マダックスとは？：マダックスとは、ピッチャーが9イニングを投げ、失点が無いまま試合に勝つという非常に優れた成績を指します。
- 無四球とは？：無四球は、試合中に四球を与えずに投球を続けることを示します。ピッチャーが制球をよく保っていることを示す一つの指標です。
- 最優秀防御率とは？：最優秀防御率は、シーズン中の投手の成績を示す指標の一つで、許した自責点が少ないほど、防御率は低くなり、優れた投球を表します。
