巨人、開幕ダッシュ失敗と指揮官の選手起用に疑問の声

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連覇を狙う読売ジャイアンツ(以下、巨人)が、今シーズンの開始早々に思わぬ苦境に立たされています

チームは開幕ダッシュを決められず、近年では見られない“大混セ”の様相を呈しているのです

この状況の原因として、巨人は直接対決でライバルの阪神に大きく後れを取るなど、主力選手の活躍が期待外れだった事が挙げられます

この問題について、野球解説者の江本孟紀氏、中畑清氏、達川光男氏が『週刊ポスト』名物企画ENT座談会で議論を行いました

彼らが指摘した主な問題点は、主力選手の起用法とパフォーマンスの低下です

選手たちの調子とチーム戦略

達川氏は、主力選手が相次いで二軍に落ちたことに触れ、特に坂本勇人選手が4月15日に一軍登録を抹消されたことは正しい判断だと評価しました

打率が1割台に低迷していたため、チーム全体の士気にも影響する可能性があったからです

それに対し、中畑氏は阿部慎之助監督の選手起用が良い方向に向かっていると強調しました

また、マー君として知られる田中将大選手について取り上げられました

江本氏は、彼のスピード不足を指摘し、二軍での調整が必要だと述べました

田中選手は、メジャーリーグでは中4日で投げていた癖がついているものの、今の日本のリーグではよりしっかりとした投球が求められているとのことです

主力選手たちの現状

江本氏は、田中選手の初勝利は相手バッターとのタイミングに恵まれただけで、球速の遅さが影響したと分析しています

また、戸郷翔征選手についても調子が悪く、ピッチングにテンポが欠けていると批評

中畑氏は、慎之助監督が選手の調子を見極めて適切に対処していることを讃える声もあがりました

焦りはないが課題が山積み

現在、巨人の選手たちは二軍での年俸が10億円を超える選手たちが多く、その経済面についても言及されましたが、中畑氏は焦りはないとしつつ「今は5割で良い」と慎之助監督の言葉を引用し、冷静な対応が求められると述べました

巨人は今シーズン、チームの重要な選手の不調や選手起用についての疑問が浮上しており、これまで築いてきた連覇の基盤が揺らいでいる。選手たちの復調や戦略見直しの必要性が強調され、ファンからの懸念も広がっている。
ネットの反応

一部のコメントでは、江本孟紀氏や中畑清氏、達川光男氏が阿部巨人の選手たちに対して厳しい意見を述べていることが取り上げられています

特に、田中マー君が二軍でプレーしていることに対して「当然」との指摘があり、彼の状態が本来の実力を発揮できない理由の一つとして挙げられています

また、二軍選手に高額の年俸が支払われていることが話題に上り、これが若手選手に与える影響を懸念する意見もありました

マルティネス選手については「練習不足」が明らかにされており、選手たちの練習環境や意気込みに疑問を抱く声が見受けられます

岡本選手の不在に伴う連携不足や焦りもあり、ファンの間ではチームの団結力が問われているようです

秋に勝負がかかるとする意見もありましたが、果たして昨年のような競争が繰り広げられるのか、疑念が表明されています

特に、阪神や他のチームに対する警戒心が言及され、巨人が優勝を目指すには相当な努力が必要だとする見方が強いようです

最後に、一部のコメントは解説者たちの提言に対する批判もありました

特に、解説が「居酒屋にいるにわかファン」と揶揄されることで、彼らの意見の信憑性が問われていることも印象的です

全体として、ファンは巨人の未来に対する不安や期待を抱いていることが伺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 老害トリオ。
  • 巨人の選手も大変だ。
  • あんまりボヤいてばっかりしていると、年寄りの冷水って言われかねないなぁ。
  • マルティネスが練習不足で今の成績ならもう練習いらないんじゃない?
  • 要するにマー君を取ったのは間違えで、坂本選手はもう指導者へなるべきではとの見解ですね。
キーワード解説

  • 選手起用とは?チームが試合に出す選手を選ぶことで、戦術や選手の調子を考慮して決定されます。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対するヒットの割合ですが、打率が低いと選手の調子が悪いことを示します。
  • 二軍とは?プロ野球のチームが持つ、第一線の選手でない選手がプレーするリーグでのチームを指し、育成やリハビリが行われます。

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