楽天が平日デーゲームを開催、小中学生の特別体験プログラムを実施
プロ野球の楽天イーグルスは、2025年5月13日と14日にロッテとの試合を楽天モバイルパークで行うことを発表しましたこの試合は平日デーゲームとして開催されるため、平日の午後1時からの試合開始となります
平日デーゲームは球界では非常に珍しい試みであり、特に学校をターゲットにしたプログラムが設定されています
この2日間は、宮城県内の小中学生が「弟子入り体験・職場体験」として、様々な仕事を実際に体験する機会を提供します
また、高校生や専門学校生は「学校観戦プログラム」に参加し、友人たちと共に試合を観戦します
特に「弟子入り体験・職場体験」では、ラジオのパーソナリティーやチアリーダーの体験、グッズショップのレジ打ち体験、さらには球団マスコットのアテンドやYouTube制作体験、場内清掃作業など多種多様な活動が予定されています
このプログラムの目指すところは、プロスポーツに関心を持たせ、働くことに対する意欲を高めることです
また、野球の楽しさを直接体感してもらうことにもフォーカスしています
この取り組みは今年で8回目を迎えています
昨年の5月14日には、ソフトバンク戦の試合において、小中学生や高校生、専門学生らが1万人近く来場しました
こうした取り組みは、地域とのつながりを深めるだけでなく、未来のファンを育てることにも寄与しています
また、試合に先発する予定の荘司康誠投手(24)は、自身の中学時代に地元の「とんかつ政ちゃん」で職場体験を行った経験を述べており、その時の緊張感を振り返り、「めっちゃ好きだったんですよ」と当時の思い出を語っています
楽天の取り組みは、単に試合を観るだけでなく、若い世代にプロスポーツに関われる貴重な経験を提供する非常に意味のある試みです。また、地域の学校との連携が強化されることで、地域活性化にも寄与するでしょう。子どもたちにとって、試合を観戦するだけでなく、その裏側を知ることで自身の将来に対するヒントを得られる良い機会だと思います。
ネットの反応
楽天が今年もロッテ戦で平日デーゲームを開催することに、ファンたちから多くのコメントが寄せられています
特に、子供たちを対象とした職業体験の機会が提供されることに対して好意的な反応が見られます
コメントの中では、「プロ野球チームの裏側を体験した最後が試合観戦なら、いい思い出になる」といった意見や、「野球に興味ない子達が多いと思うけど、これをきっかけに野球場に来るようになるといいね」との期待が寄せられています
また、一部の意見では、平日デーゲームの開催が「地域愛」にもつながると評価されています
一方で、外野の応援席が一般販売されないことに対しては懸念を示す声もあり、「ファン側としてはちょっと…」とのコメントも見られます
さらに、平日デーゲームを実施することに対して、「地域貢献」や「教育基本法への貢献」といった側面からも評価されています
さらに、屋外の寒さの問題や、試合開始の時間が観客に与える影響についても触れられており、観客の利便性を考慮する必要性が指摘されています
また、「毎年この企画やるよね」という声や、平日デーゲームをもっと増やすべきだとの意見も多く見受けられ、「月一で全球団やってくれんかな」といった具体的な提案もありました
ファンからは、ナイター試合では放課後のため参加できない学生が多いことや、夜勤の人にとっては平日デーゲームが嬉しいとの声もあり、様々な層の観客が楽しめるイベントとして期待されているようです
地域貢献を意識したこの試みが、今後どのように展開されるのか注目されています
ネットコメントを一部抜粋
子供たちの前でどんなしょっぱい試合を見せるのか、ある意味見ものやな。
すごく面白い試みだね。プロ野球チームの裏側を体験した最後が試合観戦なら、いい思い出になる。
これをきっかけに野球場に来るようになるといいね。
地域貢献したら、教育基本法にも記されている「地域愛」にもつながると思う。
ナイターだと放課後になるから、課外にならないんですよね。
キーワード解説
- デーゲームとは?:デーゲームは、昼間に行われる野球の試合を指します。通常、プロ野球の試合は夜に行われることが多いですが、デーゲームは特に家族連れや子どもたちを意識したイベントとなります。
- 職場体験とは?:職場体験は、学生が実際の職場で働くことを通じて職業について学び、自分の将来を考えるきっかけとなる活動です。例えば、飲食店での業務やサービス業など、様々な分野での体験が行われます。
- チアリーダー体験とは?:チアリーダー体験は、チアリーダーとしてのパフォーマンスを学ぶことを意味します。これは、ダンスや応援の技術を身につけ、チームを盛り上げる役割を体感することが目的です。

