広島に敗れた巨人・戸郷翔征投手、初勝利はならず
◆JERA セ・リーグ 広島5×―4巨人=延長12回=(13日・マツダスタジアム)巨人の戸郷翔征投手が、今季5登板目でついに待望の初勝利を目指して先発出場しましたが、結果は厳しいものでした5回を投げて94球を費やし、8安打4失点、さらに3つの四球を与えるなど、制球に苦しむ展開となりました
試合は初回から波乱の幕開け
戸郷は制球が定まり切らず、3四球を与えることで早々に先制点を献上します
このような制球の乱れは、ピッチャーが打者に投げるボールのコントロールが難しくなることを指します
次に、2回には中村奨選手にソロホームランを浴び、ここでも失点を重ねます
これにより3イニング連続の失点となりました
また、5回には末包選手に左中間へのソロを浴び、計4失点を喫することとなりました
このような試合展開は、ピッチャーとバッターとの駆け引きが重要となる場面で、戸郷にはさらなる経験が必要だと言えます
戸郷は、前回の登板である4月11日の広島戦で、3回1/3を投げて自己ワーストとなる10失点を記録しました
その影響もあり、この試合は32日ぶりのマツダスタジアムでの登板となっていました
8回には味方が同点に追いついたものの、最終的にはチームも敗れ、戸郷の負けは消えたとはいえ、厳しい結果となりました
試合後、巨人の杉内俊哉投手チーフコーチは戸郷に対し、「点を取られちゃったけど我慢でしょう
ブルペンでは良い球を投げているけれども、やっぱりなんか不安や迷いがあると思います」と語り、今後の成長を期待し、「1勝すると流れが変わることもある
今は我慢して、また頑張ってもらいたい」と激励しました
今回の試合は、戸郷投手が制球に苦しんだ展開となり、今シーズン初勝利を挙げることはできませんでした。しかし、コーチの言葉からもわかるように、これからの頑張りに期待が寄せられています。特に、ピッチングの技術は向上する余地がありますので、今後の試合に期待が持てます。
ネットの反応
戸郷翔征投手が5回4失点し、開幕からの5試合連続白星なしという成績に対して、コメント欄には様々な意見が寄せられています
ファンたちは、戸郷投手がここまで成果を上げられていないことに不安を感じているようです
「我慢」という言葉も見られますが、多くのファンはその我慢がいつまで続くのかを疑問視しています
また、初回の四球連発や投球内容について反省を求める意見が多く寄せられており、戸郷投手に対する期待感が徐々に薄れてきている様子も伺えます
「こんなボコボコに打たれる投手じゃないだろ」といった声もある一方で、過去の実績から復活を期待する意見も見かけます
しかし、「もうエースじゃないだろ」と厳しい言葉もあり、特に今シーズンは苦しい状況が続いていることがうかがえます
一部のファンは、戸郷投手の成績が改善されないままではチーム全体に影響を及ぼすと心配しています
「このままでは勝てない」という声や、「再調整が必要」との意見が多く、戸郷投手に代わる選手を期待する声も高まっています
特に、今後の試合に向けて他の選手の起用や大型トレードの可能性にも言及するファンもいるため、戸郷投手の今後に注目が集まります
また、味方打線の援護にも恵まれない状況が続いていることから、戸郷投手だけの問題ではなく、チーム全体のパフォーマンスに影響していることも意見として示されています
全体として、ファンは戸郷投手に再度一軍で経験を積む機会を与える必要があると考えているものの、その実績が求められています
ネットコメントを一部抜粋
我慢我慢…って言ってるうちにシーズン終わるよ。
先発ピッチャーの大型トレードもありそいだな。
今は再調整だと思う。
初回の四球連発がもったいなかったですね。
ファンはもう1軍では見たくないぞ。
キーワード解説
- 制球とは?:ピッチャーがどれだけ自分の投げたい場所にボールを投げることができるかを示す指標で、試合の成否に大きく影響します。
- ソロホームランとは?:1人のバッターが打ったホームランのことを指し、試合の得点を1点だけ追加します。これが連続して発生すると、試合の流れが変わることがあります。
- ブルペンとは?:試合中に投手がウォーミングアップをするための場所のこと。投手が試合に出る前にここで調整を行います。

