阪神・桐敷拓馬、故郷での試合で圧巻の投球を披露

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(セ・リーグ、DeNA1-1阪神=延長十二回規定により引き分け、7回戦、阪神3勝2敗2分、13日、新潟)新潟医療福祉大出身の阪神・桐敷拓馬投手(25)が、故郷・新潟で圧巻の投球を披露した

8回、最速153キロをマークし、相手打者を三者凡退に抑える見事な投球を見せた

桐敷投手は、直後に味方の高寺が同点弾を放つ一因となり、試合の流れを変えた

桐敷投手は試合後、「楽しかったです

マウンドに行った瞬間、多くの人が声援を送ってくれた

やっぱりうれしかったですし、貴重な、特別な時間だなって思いました」と感動を語った

阪神にとってこの試合は13年ぶりの新潟での対戦であり、桐敷投手にとっても特別な意味を持つものであった

試合中、「ピッチャー、桐敷」とアナウンスが流れると、「待ってました!」とばかりの歓声が上がる中でマウンドに上がった桐敷投手

先頭打者の牧には高めのスライダーを捉えられたが、三塁手・佐藤輝のダイビングキャッチで1死

続く度会には二ゴロ、4番のオースティンには148キロの内角直球で見逃し三振を奪うなど、持ち味を発揮した

桐敷投手は埼玉県・本庄東高出身で、新潟医療福祉大に進学後、特に注目を集める存在となった

2年秋には、リーグタイ記録の1試合18奪三振をマークし、ブレークを果たした

「ゲームを作るためにコントロールを磨いた」という彼の努力が、今のプレースタイルにも生きている

2021年のドラフトで阪神から3位指名を受け、その5日後には完全試合を達成し、19三振を奪った

プロ入り後、桐敷投手はリリーバーとして昨季70試合に登板し、最優秀中継ぎ投手に輝いた

今季も15試合で5ホールド1セーブ、防御率0.64を記録し、さらなる成長が期待されている

母校を訪れるなど、常に初心を忘れず、仲間の応援を背に成長し続ける桐敷の姿が多くのファンに希望を与えている

桐敷拓馬投手の活躍は、故郷新潟での試合という特別な舞台でのものだけに、感動的でした。彼の成長や頑張りを見守ってきたファンにとっても、応援が力になることが実証された瞬間でした。これからの彼のさらなる活躍がとても楽しみです。
キーワード解説

  • リリーバーとは?リリーバーは、試合中に先発投手が投げ終えた後に登板し、ゲームを締める役割を持つ投手のことです。
  • 防御率とは?防御率は、投手が与えた点数を元に評価する指標で、低いほど優れた投手とされます。
  • ホールドポイントとは?ホールドポイントは、試合をリードしている状況で登板し、勝利に貢献した投手に与えられるポイントのことです。

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