元楽天投手、一場靖弘コーチが西武戦で始球式を務める

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プロ野球・西武は9日、ロッテ戦を「ほけんのぜんぶ 山梨県民球団設立記念ナイター」として盛大に開催しました

この特別なイベントの中で、始球式を務めたのは元プロ野球選手の一場靖弘コーチ(42)です

始球式での投球にファン感激

一場コーチは独立リーグ・山梨ファイアーウィンズに所属しており、その日は楽天時代と同じ背番号11のユニフォーム姿で登場しました

マウンドに立った一場は、観客に一礼した後、元気な笑顔を見せながら投球しました

投じられたボールは、左打者のインコース高めに的確に投げ込まれ、観客からは大きな拍手が送られました

西武のベンチにいる西口文也監督も同様に笑顔で拍手を送り、共にプレーした年月を思い出させる瞬間となったようです

西口監督との因縁

始球式の模様はSNSでも話題になり、「昔を思い出す」との声が多く寄せられました

一場コーチと西口監督は、2005年に行われた投げ合いにおいて、一場コーチが西口監督の完全試合を阻止したという因縁の関係にあります

観客からは「豪速球がまだ非常に良かった」とのコメントも寄せられ、彼の投球には多くのロマンが感じられました

一場コーチのキャリア

一場コーチは、2004年のドラフトで新規参入した楽天から自由獲得枠で指名され、プロ入りしました

彼は05年に、9回まで完全投球をしていた西口監督との投げ合いで無失点に抑え、完全試合を阻止した実績を持ちます

09年にはヤクルトにトレード移籍し、12年には戦力構想外となり退団しましたが、その後も独立リーグでコーチとして活躍しています

一場靖弘コーチが始球式を行ったことで、観客やファンは彼の投球に感動を覚えた。昔の思い出を振り返る機会となり、多くの人がプロ野球の醍醐味を再確認したゆえんと言える。また、西口監督との因縁は野球の歴史を感じさせる重要なエピソードでもあり、ますます注目が集まるだろう。
キーワード解説

  • 始球式とは?:試合開始前に選手が一球を投じるイベントのこと。観客を楽しませるための重要な儀式です。
  • NPBとは?:日本プロフェッショナル野球の略で、日本のプロ野球リーグのことです。多くのファンに親しまれています。
  • 完全試合とは?:野球において、相手チームに一人もヒットを許さずに試合を終えることを指します。非常に珍しい偉業です。

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