開幕2戦目を除くと、これで3連敗目
勝率で楽天と並び、4位タイに後退した
同日、負ければ5位転落となる重要な一戦であった
試合のハイライトは、先発投手である有原航平選手(32)のパフォーマンスに集中した
彼は就任以来、数々の試合で光ってきたが、この日は6回に5失点という乱調を演じた
初回から辰己選手に先制2ランホームランを浴び、5月の登板全3試合で初回失点を記録した
これに対し、有原は「初回から失点してしまい、いいリズムで投げることができなかった」と苦しい心境を述べた
試合は0-3の6回、堀内選手によるプロ初の2ランホームランを浴び、1試合での被本塁打2本は今季初の事態であった
特に有原にとっては、今季未勝利のまま、みずほペイペイドームでの成績は0勝3敗、防御率8.10という惨状に陥っている
昨季は本拠地で8勝2敗、防御率1.71という素晴らしい成績を残していただけに、どのように立ち直るのかがカギとなる
チームの小久保裕紀監督(53)は、「彼が本来の姿にならない限り(首位の)日本ハムを追いかけるのは難しい」と厳しい言葉を寄せた
この試合において打線は好機を何度も逃したが、「それより」と指揮官は踏み込み、「若い選手がやっているなか、中心のピッチャーがゲームを作っていく
そこでしょう」と、チーム全体にさらなる奮起を促した
有原自身は、「こういうことがないようにできることをやるだけ」と前向きな姿勢を示しているものの、借金は再び2となり、楽天相手には1勝6敗というカード別最悪の勝率1割4分3厘となった
交流戦前には残り5試合が控えており、このままの苦手意識を払拭したいと考えている
ソフトバンクはこの試合で、新たな課題が浮き彫りになった。エース貼り付けの有原投手の不調は、チーム全体に影響を及ぼす。理想のパフォーマンスを取り戻さない限り、上位進出は難しいだろう。その中で、若手投手の育成や戦略の見直しが急務とされる。監督や選手のコメントからも、チームの士気を高める必要性が伺える。
ネットの反応
ソフトバンクホークスのエース有原航平選手に対するネット上のコメントは、彼のパフォーマンスや監督の指導方法に関する多様な意見が寄せられています
特に、今年のシーズンにおける有原選手の成績に不安を抱くファンが多いようです
彼は立ち上がりに苦しむことが多く、特定の打者に対して繰り返し打たれていることが指摘されています
また、敗北の原因として捕手との相性問題を挙げ、スタメンを変えることも提案されています
さらに、エースの役割についての意見もあり、過去の実績に依存するのではなく、今の状況を重視してほしいという声もあります
監督やコーチに対する批判も見受けられ、選手の育成方法や調整不足を指摘するコメントが多く、具体的な改善策を求める意見が集まっています
時には、エースとしての肩書きにこだわらず、若手投手の育成を呼びかける声もあり、ファンはチーム全体の未来についても考えているようです
ネットコメントを一部抜粋
山川も4番から外せたし、少しずつ柔軟になってきた今、認めてしまえばいい
日ハムから大リーグに行き何の活躍も出来ず日ハムに戻ると思いきや結局ソフトバンク、そんな甘い考えの投手に勝ち星なんぞ簡単には来ないよ
エースっていう肩書きなくてもいいよ。今のホークスにエースと呼べる投手はいない。
いつも海野とバッテリーを組んでるが、たまには他の捕手と組んでみるのもどうだろう。
監督が信頼して早々に開幕を任せたピッチャーでしょう。色々と実績だけで決めるから現状なんだと思いますよ。
キーワード解説
- 有原航平とは?プロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスのエースピッチャー。過去に多くの勝利を挙げてきたが、最近の調子は波がある。
- ホームランとは?野球において、打者がボールをスタンドの外に飛ばすことで、得点としてチームに貢献する行為。
- 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標。防御率が低いほど、ピッチャーのパフォーマンスが良いとされる。

