中日の上林誠知、初の2打席連続本塁打を記録し善戦も勝利ならず

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◇16日 巨人4―2中日(東京ドーム) 中日の上林誠知外野手が「3番・右翼」で先発出場し、4号同点ソロ、5号勝ち越しソロと自身初の2打席連続本塁打を記録した

1試合に2本の本塁打を打つことはプロ野球選手にとって大きな成果であり、特に上林選手は2019年7月8日の西武戦以来のことで、この日はその後も多くのファンの記憶に残るパフォーマンスを披露した

上林選手の活躍はチームの勝利には結びつかなかったが、東京ドームに集まった中日ファンの心にはしっかり刻まれた

彼の背番号51は、3番打者として確固たる地位を確立している

まず、6回1死の場面で、上林選手は3ボール1ストライクのカウントから巨人の先発投手、赤星のカットボールを捉え、右翼席へ打ち返し同点に追いつく4号ソロを放った

「いいカウントだったので思い切りいった」と、彼の振り返りが印象的だ

続いて8回2死の場面でも、巨人の4番手投手である大勢から154キロの初球を仕留め、左中間席へ飛ぶ5号ソロを放った

「まさか大勢投手から打てるとは思わなかった」と、その驚きの一打は一時的に勝ち越しをもたらした

上林選手の二度の放物線の背後には、松中打撃統括コーチの的確なアドバイスがあった

3打席目に向かう前、松中コーチは「軸足に体重が乗っていないぞ」と指摘

すでに走者を置いた場面であったため、彼はクイック(投球動作のスピードを意識)を意識しすぎていたことに気づいた

「意識を変えた結果、ボール球も見えたし、強く打ち返すことができた」と語る彼の姿に、自己の成長への意欲が感じられた

今回の試合で上林選手が見せた2打席連続本塁打は、非常に印象的でした。特に彼のアプローチの変化をコーチが気づいて助言したポイントは、選手とコーチの信頼関係が生んだ成功だったと感じます。試合は勝てなかったものの、個人としての成長が見えるプレーはファンにとっても嬉しいものだと思います。
ネットの反応

中日の上林誠知選手が2019年7月以来の1試合2本塁打を記録し、多くのファンから称賛のコメントが寄せられています

要因として松中コーチとの出会いが挙げられ、彼の打撃技術が復活したと感じるファンが多いです

特に、今年のキャンプで上林選手が最もバットを振っていたことが、好結果につながったという意見もあります

かつては福岡ソフトバンクホークスに在籍してクリーンナップを担っていた上林選手の復活を見て、ファンたちはチームの上位進出を期待しているようです

また、他の選手への期待と不安の声も上がっており、上林選手に頼るあまり、全体のバッティングに問題があるとの指摘も見られます

チームが好転しない中、上林選手の個人技に注目が集まっている状況です

ファンは、今後も上林選手が健康で活躍し続けることを望んでおり、さらなる期待を寄せています

ネットコメントを一部抜粋

  • 細川が和田コーチとの出会いで、大きく覚醒した。
  • 今年のキャンプで誰よりもバットを振った上林。
  • 今やポイントゲッターは上林ただ一人なんだから、彼を4番に据えるしかないよね。
  • 上林はすばらしい。投手陣も打たれたけど、がんばっている。
  • アキレス腱断裂から、ここまで復活出来たのは奇跡だと思います。
キーワード解説

  • 本塁打とは? :野球において、本塁打はバッターが1打席で球を打ち返し、ボールがフェンスを越えた場合の特別な打撃を指します。この時、バッターはホームベースへ戻ることができ、得点が加算されます。
  • 勝ち越しとは? :勝ち越しとは、試合の途中で得点が同点の状態から、再びリードを取ることを意味します。これによりチームは優位に試合を進めることができます。
  • アドバイスとは? :アドバイスは、経験や知識に基づいて相手に助言をすることです。特にスポーツでは、コーチや先輩からの助言が選手の成長に大きく寄与します。

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