周東佑京選手が復帰間近、ソフトバンク期待の星の帰還
◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク6-0くふうハヤテ(2025年5月18日 タマスタ筑後)ソフトバンク・周東佑京内野手(29)が、右腓骨(ひこつ)骨折から復帰を目指し、あす20日の日本ハム戦(エスコンフィールド)から1軍に合流する見通しとなった周東選手は18日のウエスタン・くふうハヤテ戦で「1番・中堅」としてスタメン出場し、4打数2安打の内容を記録した
試合の中で注目すべきプレーは、4回の2死一、二塁の場面で変化球を右前に運んだヒットだ
さらに、6回には直球を捉えて再び右前打を放ち、マルチ安打を達成した
この日は打撃だけでなく、その後のベンチに戻る際には、観衆から盛大な歓声が送られた
周東選手は「体や球の見え方も、もう問題ない」と自信を持ってコメントした
周東選手は、今季開幕から出場した19試合で連続安打を記録し、打率は
345と素晴らしい成績を残していた
しかし、4月23日のオリックス戦で受けた死球により、途中で交代し、4月29日からリハビリに専念していた
復帰初打席でヒットを放った後は、3試合連続安打を記録するなど、明らかに復調の兆しを見せている
17日の試合では盗塁も成功させ、「(1軍に)行ける準備だけはずっとできている
実戦に入っているときから行けるとは思っていた」と語っており、心配はない様子だ
また、松山2軍監督は「気合入れてしっかり頑張ってこいと言いました」と周東選手を後押しし、信頼を寄せている
頼れる選手会長がついにチームに戻ってくる日が近づいている
周東選手の復帰は、ソフトバンクにとって大きな期待を寄せられています。彼が怪我から回復し、実戦での活躍を見せていることは、チーム全体の士気を高める要因といえるでしょう。また、選手会長としての役割も果たす彼の復帰は、チーム運営にも良い影響を与えると考えられます。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?慰安チーム間のリーグ戦で、主にファーム選手の育成を目的とした試合を行うリーグです。
- 腓骨(ひこつ)とは? 足の骨の一つで、主にスネの外側部分にあります。ここが骨折すると、歩くのが難しくなることがあります。
- マルチ安打とは? 一試合で複数回の安打を打つことを指し、選手の打撃力を示す重要な指標とされています。

