京都共栄学園が春季京都大会で初優勝、タイブレークを制す

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<高校野球春季京都大会:京都共栄学園11-7東山>◇19日◇決勝◇わかさスタジアム京都 京都共栄学園が春夏秋を通じて初めて京都大会を制覇した

この試合では、東山にタイブレークの末、勝利を収めた

9回の攻撃では、2死走者なしの状況から1点差を追いつき、タイブレークの10回には5点を奪い、試合を決定づけた

この高校の監督である木谷忠弘氏(51)は、「選手たちが一生懸命プレーする姿を見て、目頭が熱くなりました

今年のチームは粘り強く、攻撃が終わりそうで終わらない

その結果、チームが一つにまとまったことが大きい」と話した

試合は、50年前の春季大会決勝と同じ対戦カードであった

京都共栄学園はその時のリベンジを果たした

試合は何度も接戦となり、5点のビハインドを5回に追い上げ、8回には1点を勝ち越されるも、9回に2死走者なしから3連打と押し出し四球で同点に追いついた

タイブレークの10回には、2死満塁の場面で途中出場の仲宗根翔太内野手(2年)が左前に決勝打を放ち、その後も攻撃が続いてこの回に5得点を挙げて勝利を決定づけた

試合後、仲宗根選手は「何が何でも春夏につなげるために打たないとと思いました

みんなでしっかり練習してきた成果がここで出て良かったです」と語った

その後、木谷監督は「真剣に野球に取り組むことが大切だと言い続けたことで、ここまで来ることができた

夏の大会でも一番になりたいと思わせる選手たちになってほしい」とさらなる活躍に意欲を示した

また、この勝利によって、京都共栄学園は24日から始まる春季近畿大会の出場権も獲得した

木谷監督は「代表としてしっかり戦いたい」と緊張感を持って試合に臨むことを誓い、仲宗根選手も「チーム一丸となって頑張ります」と力強く述べた

今回の試合で、京都共栄学園が初めての優勝を手にしたことは、チームにとって大きな意味を持つ出来事です。木谷監督の指導のもと、選手たちが協力して逆境を乗り越えたことが印象的でした。仲宗根選手の活躍も特に目を引きました。これからの春季近畿大会でも、この勢いを続けてほしいと思います。
キーワード解説

  • タイブレークとは?:野球において、試合が同点のまま通常の規定回数を終了した場合に行われる特別なルールのことです。チームは攻撃のたびに得点を上げ、最終的に勝利を決定します。
  • 粘り強さとは?:スポーツにおいて、逆境や困難な状況に耐え、試合を有利に進めるために努力する姿勢を指します。
  • 決勝とは?:トーナメント形式の大会において、最終的に優勝を決定するために行われる試合です。

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