19日には川崎市のジャイアンツ球場で練習を行い、20日の阪神戦(甲子園)に向けて、阿部監督に教わった“阿部フォーク”を武器にする意向を示しました
戸郷は「試合の中でどういう変化をするか楽しみ」と語り、期待が高まっています
苦境からの脱却を目指す戸郷投手
今季、戸郷はこれまでの5試合で0勝3敗、防御率は8.06という厳しい成績を残しています前回の登板である13日の広島戦(マツダスタジアム)でも、5回を投げて4失点と崩れてしまいました
こうした苦境の中、阿部監督が自身から調整を行うよう、練習で数種類の変化球の握りを伝授しました
阿部フォークとは?
阿部フォークは、従来のフォークボールよりも握り幅を狭め、球速を上げるように工夫された新たな握り方ですこれにより、戸郷は自身の武器となる球速を速め、打者に対してより効果的に投球できるようになると期待されています
エースとしての期待とチームへの影響
阿部監督は、「エースに1つ勝ち星がつくとチームも変わるそういう意味でも勝ってほしい」と戸郷には大きな期待を寄せています
戸郷も「球速が変われば一番のポイントになる」と話し、直球の平均球速が約147キロ、フォークが約134キロであることを挙げ、二つの球種の間の球速帯に収まったフォークが理想だと述べています
甲子園での初勝利を目指す戸郷投手
戸郷は「なんとか勝てるように」と意気込んでおり、新たな武器を携えて甲子園での阪神戦に挑む準備を整えていますチームが再び勢いを取り戻すために、戸郷の活躍は不可欠とされています
戸郷投手の苦しいシーズンが続く中、阿部監督が直接アドバイスを行うことで変化を促しています。新たな握りのフォークを利用し、エースとしての威信を取り戻すことができるのか、今後の試合に注目です。
ネットの反応
コメントの内容では、巨人の戸郷選手が監督から新たに教えられたフォークボールに関する意見が多く見られました
ファンたちはこの新しい球種が戸郷選手にとってどのように効果をもたらすのかを心配する一方で、期待感も混ざっています
特に、阪神打線の強力さを考慮した場合、このフォークボールが試合で通用するのかどうかに関する見解が多いです
コメントを投稿した人の中には、去年までの成功と新たな球種の関係を疑問視する声や、フォークなしでも過去の試合で勝っていた理由を指摘する人もいました
また、阪神打線を相手に小手先の調整だけでは効果が薄いのではと懸念する声もありました
さらに、戸郷選手への期待と同時に、彼の状態に対する不安を表明するコメントも目立ちました
戸郷選手のエースとしての責任感やファンからの期待が交わる中で、彼が今後の試合でいい結果を残せるのか、更に注目されることになるでしょう
このように、ファンの期待と不安が入り交じる中、新しいフォークボールが戸郷選手の成績にどのように影響するのか、大きな関心を集めています
ネットコメントを一部抜粋
指揮官が言うように球種が少なくて勝てないのだったら、去年まで勝てたのはなぜでしょうか。
特に広島打線が、ガンガン打たれてます。
戸郷がきっかけで連敗のパターンばかり。
楽しみ……こっちは不安しかないわ。
投手に関しては投手コーチに任せるべきではないでしょうか。
キーワード解説
- フォークボールとは? 打者を打ち取るための変化球で、ボールが落ちる動きをするため、打撃するのが難しい球種の一つです。
- 防御率とは? 投手が3試合ごとに失点をどれだけ抑えられるかを示す指標であり、低いほど良いとされています。
- 直球とは? 最も基本的な投球で、ストレートとも呼ばれ、速さが重要な球種です。

