オリックス・宮城、待望の3勝目を手にしさらなる飛躍を誓う

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2025年5月21日、京セラドーム大阪で行われたプロ野球の試合で、オリックスがロッテに対して6-1で勝利を収めた

この試合で先発登板したオリックスの宮城大弥投手は、8回を投げて1失点という見事な成績を残し、4月13日の楽天戦以来の待望の3勝目を手にした

宮城投手は試合後、「ピンチでも焦らず、落ち着いて投球ができた」と自信を持って振り返った

彼は3回に四死球を出し、1死満塁のピンチを迎えたが、後続を連続して空振り三振に仕留め、ガッツポーズをする場面も見られた

一方で、味方が先制した直後の6回には、かつての同僚でもある選手からソロ本塁打を浴び、一時同点にされるも、最少得点で切り抜けた

宮城投手の武器は、150キロを超える直球と、90キロ前後のカーブによる緩急の使い分けだ

この投球スタイルは打者にとって非常に難解であり、彼は「点をあげたくない気持ちで空回りする部分もある」と反省しつつも、「最少失点で切り抜ければ勝ちはついてくる」と冷静に語った

近年、宮城投手はクオリティースタート(QS)をマークし続けている

クオリティースタートとは、投手が6回以上を投げ、自責点が3点以内であることを指し、安定した投球を示す指標として使われる

このスタッツは、彼がいかに信頼できる投手であるかを物語っている

ただし、打線からの援護が乏しく、今季は2勝目を挙げて以降も勝ち運に恵まれなかったが、「いいピッチングをしていれば(白星は)来ると思う

これからもこの投球を続けられるようにしたい」と決意を新たにした

また、この試合は宮城投手にとって通算100試合目の登板でもあった

「それはまったく意識にない」と謙遜しつつも、「積み重ねて、長く野球できれば」と今後を見据え、さらなる活躍を誓った

宮城投手の活躍は安定感があり、特にピンチを乗り越える能力が際立っています。100試合目の登板を迎えたことで、彼の成長がますます期待されます。今後の試合でも、同様のパフォーマンスを継続できるかが注目されるでしょう。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?:投手が6回以上を投げ、自責点が3点以内であることを示す指標で、投手の安定性を測る重要な要素です。

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