広島カープ、リードオフマン探しに苦戦中 新井監督が求める「出塁率」基準とは

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セ・リーグ2位の広島東洋カープが、リードオフマンとしての固定選手を見つけることに苦慮している

5月21日に予定されていた東京ヤクルトとの試合は雨天中止となったが、チームは戦力が整い次第、多くの課題に取り組んでいる

昨今のリーグ戦では、故障での離脱から復帰した坂倉、秋山、そして新加入のモンテロ選手が揃い、攻撃力が格段に向上した

4月は25試合で5度も零封負けを喫したものの、5月に入ってからはそのような試合は一度もなくなった

特に、打線では3番から5番の中軸がファビアン、末包、坂倉で固定されており、2番には菊池、6番には小園やモンテロが入る安定した布陣が見られる

一方で、未だに流動的なのが1番打者である

新井貴浩監督(48)は、開幕から二俣や田村、中村奨、秋山、野間などを試してきたが、今後はドラフト1位ルーキーの佐々木泰選手の起用も視野に入れているようだ

朝山打撃コーチは、1番打者に求める基準として「出塁率」を挙げている

出塁率とは、出塁回数を打席数で割った値で、選手がその打席で出塁する確率を示す指標である

コーチは「1番には常に出塁率3割5分以上を目指してほしい

4割あれば、もう一流です」と語り、出塁率が良ければ、得点確率も飛躍的に向上することを強調した

現在、1番打者の出塁率はチーム全体で2割9分4厘と低迷しており、リーグ内では阪神の近本選手や中日の岡林選手が出塁率3割を超えている

新井監督は、6月の交流戦をメドに新たな「切り込み隊長」の発見を目指している

広島カープがリードオフマンの固定化に苦慮している中で、新井監督が求める出塁率の基準は、チーム戦略において非常に重要です。出塁率が高ければ高いほど、得点につながるチャンスが増え、チームの勝利に近づくため、選手選考においても慎重さが求められます。
ネットの反応

広島東洋カープの新井監督が理想とする1番打者の条件に「出塁率3割5分以上」が掲げられ、多くのファンがその意見に賛同しています

特に秋山選手に対する期待が高く、彼を1番打者にすることでチームの成績向上を望むコメントが多く寄せられました

一方で、中村奨成選手を1番打者に起用し、将来を見据えた野球を考えるべきだという意見もありました

秋山選手には過去に31試合連続安打を記録した実績があり、安定した打撃が期待されています

また、奨成選手には足と長打力を兼ね備えた選手としての成長を期待しているファンも多く、彼が育つことがチームの未来に繋がると考える意見も寄せられています

コメントの中には、実際に秋山選手の過去の成績や他選手との比較を交えた具体的な意見が見られ、ファンの期待感や不安感が表れていました

最近の選手起用については一貫性が欠けているとの指摘もあり、新井監督にはファンの期待に応える選手起用をしてほしいという声が多く上がっています

このように、カープファンはチームの未来を考えた選手起用を強く願っているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 昨年も秋山選手を1番に起用してからチームも上昇しました。
  • 足と長打力を兼ね備えた選手はなかなかいないからね。
  • 将来を考えるなら奨成がモノになって欲しい。
  • 理想はあくまで理想。打順の役割があるにも関わらず一貫性のない選手起用。
  • 本当は理想は矢野か野間。両者とも粘って四球が取れる。
キーワード解説

  • リードオフマンとは?試合の先頭で打席に立つ選手のことで、チームの攻撃の流れをつかむ重要な役割を担う。
  • 出塁率とは?選手がどれだけ打席で出塁できるかを示す指標で、高いほど試合で得点のチャンスを増加させる。

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