阪神、巨人戦で痛恨の敗北と森下選手の負傷

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阪神タイガースは、5月22日に甲子園で行われた巨人戦において、2対3で敗れ、2連敗を喫しました

これにより、対巨人戦での今季初めてのカード負け越しとなり、セ・リーグ首位の座が危うくなっています

さらに、2位・広島がヤクルトと引き分けたため、ゲーム差は0.5に縮まりました

試合は、序盤から緊迫した展開が続きました

阪神は2回に大山選手が2号2ランを放ち、一時的にリードを奪いましたが、その後のスコアボードは両軍無得点の状況が続きました

特にこの試合では、両チームの中継ぎ投手が奮闘し、合計12人の投手がマウンドに上がりました

試合の行方がわからなくなる中、7回には2番手の及川選手が同点となるソロホームランをヘルナンデス選手に打たれ、その後延長11回には6番手のネルソン選手が門脇選手に適時三塁打を許し、敗戦が確定しました

阪神は「勝負どころのあと1本」が欠けた結果、10残塁という拙攻が響きました

しかし、この試合の大きなニュースは結果だけではありません

打率.298、7本塁打、29打点と好調な成績を収めていた3番打者・森下翔太選手が、8回に自打球によって左ヒザを痛め、9回から守備に入らず途中交代しました

試合後、森下選手は自らの状況について「分からないです」と短いコメントを残し、報道陣の前から姿を消しました

監督の藤川球児も、森下選手の状態について「自打球ですからね

明日になってからでないと分からないですね」と苦悶の表情を浮かべました

敗戦の責任を問われたネルソン選手に対しても「新戦力だから、(来日)2登板ですから」と擁護し、シーズンは長いと次戦に目向けました

今回の阪神と巨人の試合は、重要な局面が多かったですが、特に森下選手の負傷が痛手となる恐れがあります。打線の中心選手がいなくなることで、今後の試合展開が不安です。また、持ち味である中継ぎ陣の奮闘が光っただけに、これからどのように立て直していくのかが注目されます。
キーワード解説

  • 自打球とは?:自分の打った打球が自分自身に当たることを指します。これにより選手が怪我をすることもあります。
  • 中継ぎ投手とは?:試合の中で先発投手が降板した後に登板する投手のことです。通常、勝負どころを意識して投げる役割を持ちます。
  • 適時三塁打とは?:得点を生むための三塁打のことを指します。ランナーが得点できる位置にいる時に、打者が三塁まで進むことによって得点を得ます。

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