村上は7回を投げ、6安打を許しながらも無失点の成績を収めた
この日は味方打線からの得点がなく、個人の7勝目は逃したが、彼の安定感はピッチングの質を裏付けるものとなった
『点を取られなかったので、こういう風につながって勝てたと思う
ピンチをしのげて良かった』と村上自身も試合後に語った
最大のピンチは5回に訪れた
先頭打者のカリステと続く高橋周に連打を浴び、無死一、三塁の絶体絶命の状況に追い込まれる
しかし、ここで彼の真の力が発揮された
村上は、宇佐見を遊ゴロに打ち取った後、捕手・坂本と連携し、三塁を飛び出していたカリステを刺すプレイを決めた
坂本の素早い判断が光り、村上にとっては大きな助けとなった
『楽になりましたし、助けられた』との言葉には、パートナーシップの大切さが表れている
その後も、6回1死三塁、7回1死一、二塁という危機的な状況に見舞われたが、村上は無失点で切り抜け、得点板に7回続けて「0」を記録した
今月は100球未満の完封試合『マダックス』を含む2完封を達成しており、エースとしての責務を全うしている
村上の活躍は、阪神が信頼できる投手陣を持っていることを強く印象付ける結果となった
阪神・村上選手の投球内容は、特に危険な状況下での冷静な判断力を示しており、チーム全体の士気を高めています。ピンチを耐え抜く姿勢は、将来的に彼がチームの中心となることを期待させるものです。
キーワード解説
- 無失点とは? 無失点とは、投手が試合中に相手チームに得点を許さないことを指します。これは特に投手として非常に重要な成績で、チームの勝利に大きく寄与する要素です。
- ピンチとは? ピンチとは、試合中に得点を取られそうな危険な状況を指します。選手はこのピンチを乗り越えることが、勝利に繋がる大きなカギとなります。
- マダックスとは? 『マダックス』とは、投球数が100球未満で完封することをいいます。これは非常に優秀な投手に求められる成果で、試合を支配する力を示します。

