特に、23日から始まった中日ドラゴンズとのシリーズでは、難攻不落とされるバンテリンドームナゴヤで2勝1敗の好成績を収めました
これらの試合での好成績を受け、元監督の矢野燿大さんが印象的な選手の活躍を振り返っています
湯浅投手の活躍に「むちゃくちゃうれしい」
矢野さんが特に注目したのは、25日の中日戦において2番手として登板し、3年ぶりに回またぎを成功させて今季2勝目を挙げた湯浅京己投手です「彼の頑張りがうれしい」という感想を述べ、湯浅投手の苦難の歴史にも触れました
「彼は私が監督をしていたときの1年目に、ケガが多く1軍での登板が難しかった選手です
しかし、昨シーズンには最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、再起を果たしました
難病により手術を受けた後も、今年の4月29日に1軍に復帰し、現在まで11試合連続無失点を記録しています
その姿を見るのはむちゃくちゃうれしいです」と矢野さんは語ります
湯浅投手について、矢野さんは「頼りたくなるメンタルの持ち主」と評しています
復帰初期こそ本来の投球フォームを見せられなかったものの、最近では藤川監督の信頼を得るほどのピッチングを披露しています
また、過去の試合でも印象深いエピソードがあります
2022年7月1日のバンテリンドームで、中日・アリエル・マルティネス選手に決勝ホームランを打たれた時、湯浅投手には「明日もあるぞ
次はストレートで抑えてこい」と激励したそうです
その翌日の試合では、しっかりと三振を奪った湯浅投手の姿を見て、矢野さんは感銘を受けたと語りました
「彼が復帰し、頑張る姿には多くの人が喜んでいると思います
今後も頑張ってもらいたいです」と矢野さんは締めくくりました
湯浅投手の復活劇は、多くのファンや関係者にとって感動的なエピソードです。彼が困難を乗り越え、成長し続けていることは、スポーツを通じての励みにもなります。特に、矢野さんのような指導者からの信頼を受けていることは、とても大切な要素です。
キーワード解説
- 中継ぎ投手とは？：試合の中で先発投手が交代した後に登板し、試合をつなぐ重要な役割を持つ投手のこと。
- 難病とは？：通常の治療では完全に治らない、または治すのが非常に難しい病気のことで、日常生活に大きな影響を与えます。
