試合後、高津臣吾監督は「前回の巨人戦の後に言ったように、やっぱりピッチャーが頑張らないとね
今日も相手はいいピッチャーだったし、なかなかチャンスも得点が難しい試合展開でしたが、先発ランバートが6回まで行ってくれました
終盤に1点を取られて追いつかれたけれど、こういうロースコアを勝ち取っていかないといけない
いつもこういうスコアで負けているので、今日に関しては反省する点も多かったですが、勝ててよかったです」と試合を振り返った
この試合で、ベテラン投手の石山泰稚が2―1の9回に登板し、1回を無失点に抑える活躍を見せた
これにより、プロ野球38人目となる通算100セーブ(セーブは試合後のスコアに影響を与えない形で登板した投手に与えられる記録)を達成し、さらに通算125ホールド(ホールドはリードしている状況で投げた投手に与えられる記録)をマーク
プロ野球界で9人目、球団史上初となる100セーブ100ホールドの偉業を成し遂げた
高津監督は石山について、「彼は技巧派投手で、マイナーチェンジを重ねながら成長してきた
パワーピッチャーは体力やスピードが落ちると厳しくなるが、彼は昔の速球やフォークに加え、今はさまざまな球種を投げ分けて高いコントロールを保っている
非常に大きな成長を感じる」と称賛した
今回、石山選手が達成した100セーブと100ホールドという記録は、プロ野球界では非常に権威のある成果です。特に、球団において初となるこの二つの記録を同時に掴んだことは、彼のキャリアに対する大きな証明となります。また、高津監督が彼の成長を評価するコメントからも、石山選手の努力と技術の進化がうかがえます。
ネットの反応
ヤクルトが中日との激しい接戦を制勝し、連敗を止めたことに対するファンの反応は様々です
まず、試合に勝ったものの中日ファンが審判の判定に不満を持っているという意見があり、一部のファンは「本当は負けていたのに審判のおかげで勝った」との声を上げています
このようなコメントからは、試合結果への疑念が伺えます
また、高津臣吾監督の選手起用についても違和感を持つファンが多く、特に山田選手の状態を心配する声が多数ありました
彼のパフォーマンスが低迷していることが、他の有望な選手の起用を妨げているとの意見が散見されます
さらに、終盤の采配についても批判があり、特に田口投手の起用に対する反省点が強調されています
「田口を出して見透かされるように失点した」や「完封勝ちしている試合でなぜもっと厳しい選手起用ができなかったのか」という意見が多く、監督の采配に対する不安が表明されています
勝利したものの、「まだまだ改善すべき点は多い」という指摘もあり、ファンの間では反省と未来への期待が交錯している様子です
その一方で、石山投手のクローザーとしての活躍や、宮本選手のプレーに対する評価は好意的で、「素晴らしい活躍だった」とのコメントも多く寄せられています
このように、試合の勝利自体は評価されているものの、その勝ち方や選手起用に対する意見が二分されているのが現状です
最後に、次の試合に向けては「明日は田口の抹消を忘れずに」といった切実な願いも見受けられ、ファンの期待と不安が入り混じったコメントが多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
いやいや、今日も負けてるって。
宮本に石山、素晴らしい活躍でした。
いやまあ勝つには勝ったが、僅差リードならバントじゃなくて走って欲しいよ。
一番の反省は好調の宮本を起用せずに山田を使い続けてることでしょうが。
何より石山投手がクローザーに返り咲き結果を出している事が本当に嬉しい。
キーワード解説
- セーブとは?試合でリードを守りながら最後まで投げ抜いた救援投手に与えられる記録です。
- ホールドとは?試合をリードしながら登板し、勝利に貢献した投手に付与される記録で、セーブと異なり、9回以外の登板でも達成可能です。
- 技巧派投手とは?コントロールや戦略を重視する投手のことを指し、速球や変化球を駆使して打者を抑えるスタイルの選手です。

