日本ハムに敗北、ソフトバンクの守備ミスが響く

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◆ソフトバンク2―5日本ハム(27日、みずほペイペイドーム)  【コラム/好球筆打】 負け方がよろしくない

相手の日本ハムは6安打で5得点

一見、効率良い攻撃をされたようにも映るが、そんなことはない

終盤の8、9回だけで出た3失策が、いずれも失点に絡んだ

しかも、その失策が決勝点に直結したのだから痛恨だ

小久保監督も「9回の1点はいらんかった」と、拙守からの失点を悔やんでいた

確かに、守備のミスは試合の流れを大きく変えてしまう要因となる

その上、決勝点を含む2失点を喫した8回では、1死二、三塁の場面でギャンブルスタートによる内野ゴロの間の失点と、スクイズによる失点があり、相手に自由に得点を許してしまった

さらに、1試合で3盗塁も許してしまった

最終スコアは2―5だが、数字以上にダメージの残る敗戦となった

特に、主戦投手の有原が敗れたことが痛手である

前回の楽天戦では6回7安打5失点で敗戦投手となり、その後1軍登録を抹消されたが、10日間で再びマウンドに立つことができた

しかし、結果は芳しくなかった

小久保監督は有原について「チームの中心となる投手が試合を引っ張らない限りは、上位に食らいつくのは難しい」と厳しい言葉をかけた

これまで日本ハムに本拠地で8連敗中のソフトバンクにとっては、このままでは独走を許してしまう可能性もある

まずは負け癖を断ち切ることが急務である

今回のソフトバンクの敗戦を振り返ると、守備ミスが試合を決定づけた要因であることがよく分かります。特に終盤の失策は非常に痛く、監督の厳しいコメントもその影響を物語っています。これからの試合では、選手たちがミスを減らし、集中力を高めることが求められるでしょう。
ネットの反応

ソフトバンクが日本ハムに敗れた試合について、ファンからのコメントが様々な意見を反映しています

コメントでは、試合の運や結果を振り返り、両チームの現状と今後の戦いが重要視されています

特に、ハム側は運良く勝てたと感じている一方、ホークス側はこの連敗が今後の影響を及ぼすことを心配しています

また、エラーの多さが勝利を逃す要因の一つとして強調されており、ソフトバンクの選手や監督への不満も見られます

一部のファンは、監督の采配に対する批判を強めており、特に選手起用に疑問を呈する声が上がっています

「エラーが多すぎる」との指摘や、「攻撃にバリエーションがない」といった意見が寄せられています

また、有原投手に対する評価も分かれており、投手陣の課題を指摘するコメントも多く見られました

連敗の背景には選手の状態やフォーメーションの問題があると考えるファンが多いようです

それに加えて、今後の試合に向けて落ち着いて戦うことが重要との意見もあり、試合を通じて得た教訓を次に生かすことが期待されます

安全策や選手のパフォーマンスの維持を求める声もあり、ホークスの巻き返しを望むファンの思いが伺えます

今後の試合での結果に注目が集まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 逆にハム側からしたら運良く勝たせてもらった試合であり、こちら側もいい勝ち方ではなかった。
  • 引き締まった試合だったのに、、、エラーはダメだろ!リーグ1のエラー数だよ!
  • まだ交流戦前の前半戦なので、順位やゲーム差に一喜一憂せず、一つ一つ貯金を積み重ねていく方が良いと思います。
  • まぁ8回に関しては普通のプロ野球ファンならあれはどうなのかなというプレーもありましたが。
  • 首位を走るチームとBクラス低迷するチームの差。そして監督の差でもある。
キーワード解説

  • 失策とは?試合中に選手が守備や攻撃でミスを犯すことを失策と呼ぶ。ミスにより相手チームに得点を許すことになり、試合の流れを大きく変えてしまうことがある。
  • スクイズとは?ランナーが得点するために、バッターがボールをバントし、同時にランナーがスタートする戦術。特に得点圏にランナーがいる時に使われる。
  • ギャンブルスタートとは?ランナーが投手の投球動作に合わせて瞬時にスタートを切る作戦で、成功すれば盗塁、失敗すればアウトになるリスクの高いプレー。

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