ソフトバンクの今宮、約1カ月ぶりに実戦復帰しマルチ安打を記録
27日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグの広島戦において、福岡ソフトバンクホークスの内野手、今宮健太(33)が約1カ月の戦線離脱を経て実戦復帰を果たしました彼は3打数2安打という成績を残し、その存在感を示しました
復帰初戦での活躍
今宮は「3番遊撃手」として先発出場し、3回1アウト満塁の場面で149キロの直球を中前へ運び、先制の2点適時打を放ちましたこの打撃は、彼の持ち味である鋭いバットスイングをしっかりと発揮した瞬間でした
また、5回の第3打席でも、左手一本でのヒットを打ち、復帰戦でマルチ安打という成果を挙げました
守備も無難にこなす
守備面でも、5回に正面のゴロを問題なく処理し、一塁への送球を成功させました死球を受けた右肘の回復状態も良好であることを証明しています
今宮は、体のキレを保ちながら試合に参加できたことに安心感を示しつつ、「(守備機会が1回だったことは)物足らん」と笑顔でコメントしました
復帰への道のり
今宮は4月30日の日本ハム戦で死球を受け、その影響で5月1日に出場選手登録を抹消されました初めは最短の10日間で復帰する計画がありましたが、症状が予想以上に深刻で、実戦復帰には時間がかかりました
「1カ月試合をしていなかった感覚の中でのスタート
取り返せるようにしたい」と今宮は復帰への意欲を語りました
今後の予定と意気込み
ソフトバンクの2軍は、27日から広島との3連戦を行った後、31日からは徳島でオリックスと2試合を予定しています小久保裕紀監督は、今宮の1軍復帰について「トラブルがなければ来週火曜日には戻れる」と話しています
そして、今宮自身も「広島3連戦が順調に終われば1軍復帰を直談判したい」と意気込みを語り、早期の復帰を目指しています
今宮健太選手の復帰は、ソフトバンクにとって大きな励みとなるでしょう。今宮選手は長い戦線離脱を経て復活し、即座に結果を出したことで、チーム全体にも良い影響を与えることが期待されます。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球の二軍(2軍)のリーグで、各球団の若手選手や実力向上のために重要な場となっています。
- 適時打とは?適時打とは、試合中に得点につながるヒットのことを指します。バッターが安打を打ち、得点が入ることでチームに貢献します。

