ソフトバンク・東浜巨投手が実践復帰、6回2失点の奮闘

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◆ウエスタン・ソフトバンク4―8広島(27日、タマスタ筑後)
 ソフトバンクの東浜巨(34)が、13日ぶりの実戦登板を果たしました

ウエスタン・リーグの広島戦に先発し、6回⅔を106球で投げ、5安打2失点を記録しました

これまでの登板機会が限られていた東浜にとって、重要なアピールの場となりました

 彼は24日に予定されていたオリックスとの1軍戦が雨で中止となり、実質的には14日の3軍戦以来の登板となりました

前回の1軍登板は7日の西武戦で、今シーズンはこれまでに3試合の登板に留まっています

 この日の投球では、初回から直球の勢いが感じられ、変化球として使ったシンカーやスライダーといった球種も低めに集まり、打者を抑えることに成功しました

初回に先頭バッターに安打を許したのみで、6回まで無失点でしたが、7回に突然の4連打を浴びて2失点を喫し途中降板となりました

 試合後、東浜は「よりいい緊張感の中で、1軍を意識しながら投げられた

久しぶりの登板で少しバテたのもありますが、7回のマウンドに上がれたことは良かったし、内容も悪くはないと思う」とコメントし、自身のパフォーマンスをポジティブに受け止めていました

 今シーズンはなかなか登板機会に恵まれず苦しい状況が続いていますが、彼は「我々は与えられた場所で全力を尽くすだけ

その中で今日、2軍の試合で投げさせてもらえたことに感謝している

首脳陣の期待に応える選手でありたい」と強い意気込みを示しました

この記事からは、東浜投手が長期の実戦登板を経てパフォーマンスを発揮したことが伺えます。試合で直面した課題を克服しながら、1軍への復帰を目指す姿勢が印象的でした。選手が実戦での経験を通じて着実に成長していく様子が強調されています。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における育成リーグで、各球団の2軍が参加しています。選手の育成や調整を目的としており、1軍に上がるための重要なステップです。
  • 直球とは?:ピッチャーが投げるボールの一種で、変化を加えずにまっすぐ飛ぶ球です。スピードがあり、打者にとっては対応が難しい球種です。
  • シンカーとは?:ピッチャーが投げる変化球の一つで、投げた直後に下に落ちる特性があります。打者にとって読みづらい球です。
  • スライダーとは?:変化球の一種で、投げた直後に横に曲がる特性があります。速い球速で投げられることが多く、打者を欺く効果があります。

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