試合は、1番打者増田陸の先頭打者本塁打、4番打者トレイ・キャベッジのアーチなど、攻撃陣がかみ合い、優れた内容となりました
先発投手の山崎伊織は、7回途中で6安打1失点という成績で、リーグトップタイの6勝目を挙げています
この試合では、3番打者として起用された泉口友汰が猛打賞を記録し、自身初のクリーンアップ起用でも結果を残しました
新リードオフマンである増田の攻撃的な打撃と、キャベッジの復調、泉口の守備もチームにとって明るい材料となりました
しかし、そんな中、チームの懸案事項として「5番打者問題」が浮上しています
開幕戦から5番・中堅として起用されているエリエ・ヘルナンデスは、今季ここまで打率.220、2本塁打、8打点と苦しむ状況にあります
監督の阿部慎之助は直接指導を行うも、状態が上向かず一進一退のままです
来週からは交流戦が始まります
昨年は「交流戦の鬼」とも称されたヘルナンデスにとって、ここが浮上のチャンスですが、代わりの打者としてはベテランの丸佳浩も注目です
丸は昨季、チーム内で2位の14本塁打を記録しており、その打撃力を買われていますが、開幕前の怪我の影響を懸念する声もあります
また、ファームからは大城卓三が注目されています
今季1軍での成績は打率.149、2本塁打にとどまり、24日に一時抹消されていました
しかし、28日のイースタン・ロッテ戦では「5番・捕手」として出場し、3打数2安打3打点という見事なパフォーマンスを見せ、打撃に復調の兆しが見えました
昨年も5月に不振でファームに落ちた後、交流戦明けに5番に定着し、チームの得点力向上に貢献した経験がある大城
今後の首脳陣の判断が注目されます
主砲の岡本和真が長期離脱する中で、5番打者の役割を誰が担うのか、引き続き注目が集まることでしょう
巨人が広島戦で勝利したことは、攻撃陣や投手陣の調子が上向いていることを示していますが、それでも「5番打者問題」はチームにとっての課題です。特にヘルナンデスの打撃不振が気になる中、大城のファームでの好調は良いニュースです。今後、どのように打順を組み替え、チーム全体のパフォーマンスを上げていくのかが注目されます。
ネットの反応
コメントの内容は多岐にわたり、主に阿部巨人の現在の「5番問題」に関する選手起用や打順に対する意見が集まっています
多くのコメントでは、大城選手がチームに与える影響や、他の選手起用についての提案が目立ちました
具体的には、3番オコエ、4番リチャード、5番大城という打順が提唱されたり、キャベッジ選手や若手選手の起用が検討されています
また、大城選手の1軍昇格を急ぐべきとの意見や、彼の長打力が必要とされている声もあります
あるコメントでは、巨人が金の力で選手を補強していることに対して懸念を示している方もいました
さらに、若手選手の台頭や、増田陸や泉口選手の育成に期待を寄せるコメントも多く、岡本選手の不在が影響していることに対する見解も見られました
打順の固定が難しい中でも、選手たちが粘り強さを持って勝利を掴む姿勢が重要との意見があり、若手選手の成長を楽しみにしている声もありました
総じて、打線の調整や育成についての関心が強く、現状を厳しいながらも、前向きに捉えている様子が伺えます
ネットコメントを一部抜粋
いつも言ってるけど3番オコエ4番リチャード5番大城、これが最適です。
大城を早く1軍に上げるべき、長打力もあり1塁も守れる。
まあ、5番は増田陸か泉口あたりですかね?
5番問題が完璧に解決するのはありえん。今年は我慢してやっていくしかないよな。
岡本のいない今の状況なら5番に増田陸を置きたいところ。
キーワード解説
- クリーンアップとは? クリーンアップは、野球における打順の1つで、通常3番から5番の打者を指し、特に得点圏での打撃能力が求められる重要な位置です。
- 交流戦とは? 交流戦は、プロ野球のリーグを越えた対戦で、通常はセ・リーグとパ・リーグの間で行われる特別なシリーズのことです。
- 打率とは? 打率は、選手の打撃成績を表す指標で、総打数に対する安打の割合を示し、選手の打撃力を図るために使われます。

