中日・岩崎翔がオリックスへ金銭トレード、投手陣の強化狙う

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2025年5月30日、オリックスは中日から岩崎翔投手(35歳)を金銭トレードで獲得したことを発表した

岩崎投手は千葉県千葉市の市立船橋高校から2008年に高校生ドラフトで1巡目指名を受け、ソフトバンクホークスに入団

その後、着実に実績を残し、2017年には自己最多の72試合に登板し、6勝3敗、40ホールド、2セーブ、防御率1.99の成績を収めた

ホールドとは、試合の展開でリリーフ投手が試合の勝利を守る役割で、登板中に打たれたランナーを返さなかった場合に付与される数値である

岩崎は2021年オフ、フリーエージェント(FA)移籍する形でソフトバンクから中日へと移籍した

しかし、今季は4試合に登板し、1勝0敗、防御率2.08とまずまずの成績を残している

一方で、中日の投手陣では吉田、小木田、宇田川の合計5人が右肘のトミー・ジョン手術を受け、長期のリハビリを余儀なくされている

トミー・ジョン手術は、肘障害の中で特に多い手術であり、主に野球選手が受けることが多い

そのため中継ぎ陣の強化を急務とするオリックスが、交流戦前に投手の補強を進めた形と言える

岩崎翔投手のトレードは、中日の投手陣の深刻な状況に対するオリックスの対策としてのみならず、両チームの選手の未来に影響を与える大きな決断であると言える。リリーフ陣の強靭化を図るオリックスと、長期のリハビリが続く中日、それぞれの課題をクリアするための一歩になることを期待したい。
ネットの反応

オリックスが中日から投手・岩崎翔を金銭で獲得したというニュースが報じられましたが、これに対するファンの反応は多岐にわたります

多くの中日ファンは、トレードがなぜ金銭で行われたのか、特に必要な打者を獲得しなかったことに疑問を抱いています

中日ドラゴンズは現在、打撃力に課題を抱えており、貧打が深刻な状況です

そのため、ファンからは打者を獲得しようという意見が多く見られ、必要な選手を放出したことへの不満も表現されています

また、中日ファンは岩崎選手の活躍を期待しており、トレードのニュースにショックを受ける声も聞かれます

「岩崎はようやく投げられるようになったばかりなのに」といったコメントもあり、彼の復活を待っていたファンにとっては辛い知らせとなったようです

さらに、故障歴がある選手であるため、そのリスクを考慮してのトレードだったことがファンの間での議論を呼んでいます

トレードに対しオリックスファンからは「期待していた選手なのに」との反応もあり、金銭取引の意味を疑問視する意見も多く見られます

岩崎選手がオリックスで活躍できるのか、そして中日が今後どういった選手を獲得しチーム戦力を向上させるのか、ファンの期待と関心は高まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • トレードはアレなんだけど、なんならなぜ金銭じゃなくて打てる選手取らなかったのか疑問でしかない。
  • はあ!!!???なんで2軍で無双してる岩嵜上げないんだと思ったらこういうことだったのか。
  • 中日ファンですが、これは結構ショックかも。
  • 故障歴があってそのリスクもあって取ったのに。
  • そんな余裕あるの?他のベテラン中継ぎ陣より使えるのに。。。
キーワード解説

  • 金銭トレードとは?選手を他のチームに移籍させる際、選手そのものではなく金銭を対価としてトレードする手法のこと。
  • ホールドとは?リリーフ投手が登板中、先発投手が残したランナーを返さずに試合を終えた回数を示す統計で、試合の勝利を守る役割を果たしたとされる。
  • トミー・ジョン手術とは?野球選手に多い肘の手術の一つで、肘の靭帯を再建する手術である。この手術を受けた選手は通常、復帰に長いリハビリが必要とされる。

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