この結果、ヤクルトは5月18日から続く12試合で2得点以下という厳しい得点力に悩まされ、1962年の国鉄や1993年の巨人が記録したプロ野球ワースト記録に並ぶ悲劇を迎えました
試合は先発でプロ初登板となった下川選手が4回2失点という内容でした
高津監督は「4回までと決めていました
2失点でしたけど、非常に良く投げたと思う」と振り返りました
下川選手は初の1軍マウンドに立ち、冷静な投球を見せたようです
ヤクルトの打線は初回に北村拓選手の先頭打者本塁打によって先制
この一打に関して、高津監督は「初球の真っすぐを割り切っていいスイングをした」と評価しました
しかし、続くチャンスを生かせず、得点圏に進みながらも得点を重ねられない場面が多く見受けられました
高津監督は12試合連続で2得点以下の現状に対し、「今いるメンバーは全力でやっているので、打順を入れ替えるくらいしかできることがない」と述べ、チームの打線の改善を考えています
試合後の会見で監督は「交流戦の戦い方はDH(指名打者)も含めて変わってくる
得点を取らないと勝てないので、打線一丸となって1点ずつ取っていく必要がある」と交流戦に向けた意気込みを語りました
交流戦は近い未来に控えており、ヤクルトのチームにとっては、苦しい戦いの中で新たな道を模索する大きなチャンスとなります
ヤクルトは現在、大きな試練に直面しています。得点力不足が続く中で、交流戦という難しい局面を迎えることになります。監督の発言からも分かるように、選手一人ひとりが全力を尽くしていることが伝わります。打線の改善が求められる中で、どのように結果を残していくのか注目です。
ネットの反応
東京ヤクルトスワローズがプロ野球でワーストタイの12試合連続2得点以下という記録を打ち立て、多くのファンからさまざまなコメントが寄せられています
この状況に対する反応としては、高津監督に対する批判やチーム構成への不満が多く見受けられました
コメントの中には、メンバーは限られているためやむを得ないが、監督を交代すべきとの意見が散見されました
特に、「このメンバーでやるしかない」との発言がある一方で、選手の故障や選定方法に疑問を抱く声も多く聞かれます
あるファンは、監督が選手の能力を正しく活かせていないと暗に指摘し、適切な采配が必要と訴えています
また、投手陣に関しても、体格に関する批判があり、より大きな球が必要であるとする意見もありました
一部のコメントでは、社長やオーナーに責任があるとして、彼らの退陣を求める熱意も感じられます
ファンの中には、今年の結果が見えないことから身を引くべきだとする厳しい意見もあります
このように、ヤクルトファンの間で高津監督や球団運営への不満が噴出している現状は、根本的な改革を求める声をも引き出しています
さらに、選手個々の状況に対する理解や配慮の不足を指摘する声もあり、選手と監督のコミュニケーションや信頼関係が求められている状況です
ネットコメントを一部抜粋
このメンバーでやるしかないのはそれはそうだろう。
まあ野手は怪我人が出てるから、投手だよ、根本的な問題は。
メンバーは仕方ないからせめて監督は代えよう!
そもそも毎年なぜこれだけの怪我人が出るのか。
高津監督おかしな方向に迷走しまくりですね。
キーワード解説
- 先頭打者本塁打とは?試合の初回、打順1番の選手が最初の打席で本塁打を打つことを指します。試合の流れを決める重要な得点となることが多いです。
- 交流戦とは?プロ野球のセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦で、通常のリーグ戦とは異なるルールや戦術が求められます。
- 得点圏とは?得点できる可能性が高い状況を指し、通常は得点につながる塁上に走者がいる状況を指します。ここでのヒットは得点につながることが多いです。

